
※一部フィクション、音声を変えてお送りしています。
それは蒸し暑い夜のことでした…
いつものようにFCに顔を出した私は、装備を集めたいというフレンドの誘いにのり、紫水宮なるIDへ行くことになりました。
メンバーはFC内であっという間に集まり、いざ紫水宮へ。
シャキーン!
さっそく、美しい水中IDのダンジョンが目の前に広がりました。
ほんといいですよね、紫水宮…大好きなIDのひとつです。
いっちょやるか!そういって走り出したパーティーメンバーは私を含めて4人。
赤、侍、侍、占
お気づきでしょうか… そう、タンクがいないのです。
一撃でごりごり削られるHP…
飛び交うヒール…
ピンポンボールを思わせるタゲ跳ねの嵐…
私たちは常に満身創痍でした。
占の神判断力がなければ全滅していてもおかしくありませんでした。
しかし「殴られたら死ぬ」…この緊張感がメンバーの底力を呼び覚ましたのです。
私たちは奇跡的に全滅することなく、紫水宮の大ボスである女将のもとへ辿り着きました。
このボスは皆さまご存じのとおり、視線、ザコ召喚、潜って範囲攻撃と微妙に面倒な技を使います。
とはいえ基本的に敵は一体…いける、ヒールさえあればいける…そう思っていました。
ボスの攻撃、2連撃みたいなやつ…すごく痛い… HP7割ぐらい持っていかれる…
タンクさんはいつもこんな攻撃を受けてるのか…スゴイ…!私(赤)の詠唱中断もスゴイ…!
そうこうしている間にサメ3体が湧き、処理を…!と思っている最中に視線が来た…?
侍2名恐怖状態で身動きが取れず…サメ殺せない…間に合わない!
そう思った直後、サメの突進を受けた私を含め2名が死亡。アレ即死するんかい!と思わず突っ込み…
そこからの崩壊はあっという間で、占の蘇生もむなしく仲良く全滅しました。
ですが、ですがです…
これ無理じゃない?諦めない?
私たちの中に、そんな弱音を吐くひとは一人もいませんでした。
みんな颯爽とワープに飛び込み、ボスへ向かってひた走ります。
「鮫即殺で!」…女将2戦目です。
メンバーの奮闘ぶりは素晴らしいものでした。
2回目の視線を受けて2名再び恐怖状態に陥るものの、サメ即処理の約束は果たします。
女将のHPがどんどん減っていく…ケド占のMPもあとわずか…
マナシフト投げる…でもこのままじゃ…!
シャキーン!!
頭上のLBバー2本が金色に輝いた瞬間、侍のLBが炸裂…!
見事女将にトドメをさし、私たちは勝利を収めたのでした。
かつて紫水宮を攻略してこれほどの歓声があったでしょうか…ってほど大喜びする英雄たち。
《勝利を収めた英雄からのコメント》
侍1「LBかっけー!!」
侍2「意識落ちてました」※午前1:00
占「次は黒でやりたい」
なんとか無事に生還した私たちは、興奮も冷めやらぬままその日は解散をすることにしました。
次もまたやりたい…そんな熱い期待を受けて、私は「またやりましょうね!」と声をかけました。
占「次は黒でやりたい… ヒラは誰やるの?」
私「オールDPSで!!」
次回「俺の屍を越えていけ!紫水宮の怪Ⅱ」おたのしみに!