■目次
ログ|解説
■ログ
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さっそくだけど、RPと非RPについての話をしたい。
ロールプレイ、というのが何を指すのか
改めて教えていただいていいですか。
役割を果たすコト、かな。
タンクとか、DPSとか、ヒーラーとかですね。
確かに役割のことはロールと呼びますが、
ロールプレイという言葉は知りませんでした。
……冒険者ってのも役割に入るんだ。
……ああ。仕事はちゃんとしないとですね。
RPしてるヒトってのは、冒険者としての自分、
エオルゼアに生きる自分を重視していて、
非RPのヒトってのは、少し世界と距離を置いてる。
俯瞰して世界を見てるっていうのかな。
斜に構えるってやつですね。
エオルゼアには存在しないコトやモノの
話をしたり、する。
あー……。色んなおとぎ話がありますからね。
コンビニで買ったアイス美味しい!とか。
そうなんですね。
……コンビニって何か分かる?
何か買えるところですね。
コンビニがどこにあるか分かる?
アイスを買った人がいけるところ……。
いや知っているところ?
分からないですね。
行きたいと思う?
………………。
●●?
うーん。別の話をしましょうか。
申し訳ないんですが、コンビニについては、
あまり分からないので……。
そうだ。紅蓮祭の話をしましょう。
ギルドからの告知は見ましたか?
素敵な水着ですよねえ。
……そうだな。
●●。
はい。
俺ってロールプレイしてないと思う?
……うーん。
何度かそのロールプレイの話を聞いてますけど、
いまいちよく分からないのが正直なところです。
ロールプレイができているできていないとか、
キャラクターが崩壊しているしていないとか、
一部の専門的な会話だと思うんですよね?
なるほど?
なので、別の聞き方をしてもらえませんか?
そしたら答えられることがあるかもしれません。
えーっとねえ……。
俺って、変なヒトかな。
エオルゼアで生きてないっぽいかな。
なんですそれ。
あなたは今そこにいて、僕と話している。
生きているんじゃないですか?
もし俺が、ここからパッて消えたら?
……ログアウトしたらどう思う?
言っていることがよく分かりません。
ログアウトって、分かる?
消えることですよね。
――……まあそう。
じゃあ、ちょっとログアウトするね。
? はい。
ただいま。
おかえりなさい。
消えてたけど、どう思った?
?
急に消えて不思議だとか思わなかった?
いえ。誰でも少し席を立って離れたり、
数日冒険者をお休みしたりはしますよ。
目の前から消えたのに?
? 言っている意味が分かりません。
話、変えちゃうけど。
ロールプレイしたい、ってヒトがいてさ。
はい。
キャラ設定どうしようって悩んでて。
キャラ設定、ですか。
うん。
ロールプレイって何でしたっけ。
すみません、何度も。
いや、いいよ。
ロールプレイってのは、役割を果たすことで。
ロールプレイするヒトの中には、
予めどんなロールをやろうかなって。
考えるヒトもいるンだよね。
――はい。なるほど。
タンクをやろう、とかとはまた少し違って。
キャラ設定、うーんと。性格とか。
どこで生まれ育ったとか、を、決める。
役割の中の細かいコトを、決める。
っていうのに、悩むヒトがいる。
ああ。潜入捜査のために、偽の身分や、
偽りの名前を考えるようなものですね。
ま、ァ、そうね?
確かに、違和感なく紛れ込もうと思ったら、
その土地の文化や歴史について調べて、
そぐわない部分が出ないように気を使いますね。
……あ!いえ。詮索はしませんよ。
いや、そんな機密とかじゃないから。
そういうことにしておきましょう。
ロールプレイの方。
組織名とかじゃないから!
そういうことにしておきましょう。
それで、その方はどんな部分で悩んでいるので?
多少ならエオルゼア諸国には詳しいですから、
命名規則や技術の有無も答えられますよ。
……聞いたこともない規則や技術が、
あってもいいと思う?
はい?
それは、良いとか悪いとかではなくて、
存在したら、していると思いますよ。
明らかに存在しないものを、ある!と
叫んでいる人も時々はいると思いますが……。
世界は広く、いろんな人がいますから。
そう、ねェ。
?
あの、なんていうか、すごいね……。
何がですか?
全部ロールプレイに引き込んで返すの……。
すみません。分かりません。
喋ってくれてるってコトは、嫌じゃないンだよね。
はい。
……なんか、コツ?秘訣?感覚ってある?
「私はここにいます」
「あなたもそこにいます」
「全てはここにあります」
なるほど。
いやあ、ポポト、美味しいですね。
〆
■解説
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
RPと伝達を両立しよう=RPだけでは伝達できないことがある、
を前提とした言動は、その通りになってしまいます。
RPだけで伝達は出来る。RPと非RPの垣根は存在しないと
本心から思っていればいるほど、伝達可能な語彙が出るものです。
精神論、根性論、感覚論すぎる非論理的な内容だと思いますが
まず現実の自分、演じているという事実を投げ捨てること。
その上で理解できない(ゲームの世界観にそぐわない)ことが
目の前に出てきても、存在するからには存在すると扱うこと。
「ゲームのことを世界観っぽく説明しよう」ではなく
「知っていることを知っている範囲で説明しよう」
現実世界の人に説明をするのではなく。
すでにロールプレイに片足を入れている人、素直で自然な人、
「冒険をしている人」に向けて考え、書き、話せばいい。
現実から抜け出し切れない人はどれだけどう説明しても、
ロールプレイの中に入ってくることはまずできません。
特に現実に合わせた説明をしているうちは、目の前に
ロールプレイの手本となるものがありません。
ロールプレイとは、立場を果たすことです。
ロールプレイとは何か?
ロールプレイをするにはどうしたらいいか?
「この世界で冒険者としてやっていくには
どうしたらいいか?」
その質問には単純に、ごく単純に
「冒険者として、異邦人に語ればいい」のです。
ちょっと意味が掴みにくい、よく分からないことを
異邦人はたくさん言いますが、それは言語と文化の差。
彼らがどこから来て何を知っているのか私たちには
分かりませんが、それはきっとお互いさまでしょう。
「ログアウト」「おちる」とは、
異邦の言葉では「立ち去る前に言う言葉」
それ以上でもそれ以下でもないのです。
なあにそれ? 変だよ。と言うよりは、
方言のようなものと思って聞いておけばいいのです。
このエオルゼアには時々、異邦人がいる。
異邦人とは一切付き合わないようにする人もいれば、
一緒になって冒険する人もいるだけのことなのです。
という覚醒を急にしましてね……。(モリス)
あれだよねー。下手にオンラインというか、
マルチプレイで、他人がいるってコトを考えすぎて、
どうしたら伝わるんだろうってコトばかり考えて。
キャラクターとプレイヤーは分けておかないとって。
同一視は良くないことだしとか色々重なり合って。
中身がいるだろ!ってまぁ、いるンだけどさァ。
いてもいなくても、変わらないコトのが多くて。
ロールプレイにおいて、中身を気にするヒトって、
ロールプレイしてなくね?って極論くらいが、
俺にはちょうどいい気がしたよね……。(ギンジュ)
プレイヤーは異邦人なんですよ。
異邦語に翻訳して話すのは全然できますけど、
翻訳しないのもできるんですよ。
ギンジュは異邦語がそこそこ堪能だから、
異邦人向けの記事も書くことができるし、
異邦人との対話もすらすらできるんですよ。
そう考えてもいいと思いませんか?(モリス)
ディスカバリーハイ感あるな~。(ギンジュ)
〆