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黄金メインの感想その2(ネタバレ、辛口、長文注意)

公開
(その1の続きとなります)

続いて後半、アレクサンドリア編。
まず、あのなんちゃってウェスタン、お話として必要ですか?
エレンヴィルとの友情を深める、ナミーカの腕輪に関する伏線を入れる。
必要なポイントはこの2つだけで、荒野の掟とか、デコワとか、その後の展開に対して、重要じゃないあたりが何とも。
今後に追加されるコンテンツにかかわってくるのかも知れないけど、展開が非常に間延びした感じがしました。
西部劇自体は嫌いじゃないんだけど、微妙すぎる。

トライヨラ襲撃でも、グルージャジャの無能ぶり全開で全く感情移入ができません。
ゾラージャに対して、民を傷つけた罪を糾弾するだけで理由を聞きません。相互理解はどこいった?
ゾラージャもこの時点は棚ボタで手に入れた力で逆上せあがっているようにしか見えませんでした。
自力で敗北、アイテムで蘇生&ドーピングからの勝利で「この程度か」発言。
ダサすぎてコントローラー投げ捨てる寸前でした。
この期に及んで、ゾラージャと、彼に対するグルージャジャの心理描写がないため、お互いが相手をどのように思っていたのか分かりません。
想像することはできるけど、プレイヤーに丸投げしていい描写じゃないでしょう。
グルージャジャの言う子供たちに、ゾラージャは含まれていないのか? いないならいつから含まれなくなったのさ?
何も語ることなく退場すると言う無責任ムーブで、愚劣王ここに極まれり。
バクージャジャが子供救ってヒーロームーブかましていたのが不愉快でした。
討伐が遅れていたら、助けたその子、ヴァリガルマンダに殺されていたかもしれないんだけど、そこんとこどう考えてるのよ?
何も考えてない? そうですか。

ヘリテージファウンドに至るまでのストーリーは特に納得いかないポイントはありませんでした。
強いて言えば、突撃列車爆弾の作成に使われている技術が凄すぎて、ラハ無双が過ぎるんじゃないかと思ったくらいです。
皆で作成するシーン自体は良かったです。

ソリューションナインにたどり着き、スフェーンとの会話が増えるごとに、スフェーンに対する嫌悪が重なっていきます。
なんだかんだ言ってるけど、彼女は決してこちらの話を聞いていません。
自分の行いを疑問視しているのに、打開策を考えることを放棄しているようにしか見えません。

グルージャ登場に至っては、乾いた笑いしかでません。相手は、母親は誰だよ。
ヘリテージファウンド、ソリューションナインのどちらにも、マムージャ族が暮らしていません。
後のIDで描写された旧アレクサンドリアの街並みを見ても、マムージャ族が出てきません。
グルージャの母親はどこから湧いて出たんだよ?
これは機械人オーティスのデザインにも言えます。
外見がマムージャなので、グルージャが信頼しやすい姿なのは分かりますが、中身の姿とまるで違います。
永遠人オーティス、ヒューラン族だぞ? なんでマムージャなんだよ。
もしかしたらサブクエで、旧アレクサンドリアのおとぎ話とかで精強なマムージャ戦士の話があったとかあるのかも知れないけど、
現行の機械人のデザインと、かけ離れすぎ。何も考えてあのデザインなんだろう? 理解できない。
前述したグルージャが信頼している理由としてのデザインだとしたら、投げやりすぎるでしょう。脈絡がなさすぎます。

グルージャジャの奥さん、ゾラージャの母親に関しても一切描写がなかったけど、流石にグルージャの母親描写皆無とか、
シナリオライター頭おかしいんじゃないですか?
家族の絆をテーマにしたいなら、必要なパーツをなかったことにする、描写しないとか、怠惰にもほどがあるでしょうに。
いっそ、グルージャはゾラージャのクローンだと言われた方が、まだ納得ができます。
本当にゾラージャ関連が雑でいい加減です。

グルージャに対するウクラマトの対応が、優しければ優しいほど、親切であれば親切であるほど、家族であればあるほど、
何故ゾラージャに対して頑なに相互理解を、その努力を拒むのか理解できません。
結局、ウクラマトの対話と相互理解と言う言葉は、自分に対して実害のない相手だけに発揮されるものだと思えてしまう。
ゾラージャが父の仇だから、もうそれだけで相互理解の対象じゃなくなっている。
バクージャジャは許したのに、ゾラージャを許さないのは、実害の有無だけ。
害あった相手には対話も相互理解も必要ないとするなら、それはただの口実、上辺だけでしかない。
ウクラマトの成長は、ヒカセンがバックにいるだけの、まやかしでしかないと思えてなりません。

ゾラージャ討伐。ほんのちょっとだけ過去の描写がでてきたけど、後はプレイヤー脳内で補完してね、じゃねーよ。
これっぽっちもゾラージャに共感できませんでした。
心情を想像することができても、やっていることが駄々こねている3歳児。子供まで作っておいて捨て去っていて、
彼の心情に共感しろと強制するシナリオに唾棄するほど腹が立ちます。

討伐後、申し訳程度に涙するウクラマトが偽善的すぎて吐き気がしました。
コーナとの会話で、もっと話をしていればみたいなことを言ってましたけど、今更すぎます。
ここに至るまで対話の機会はいくらでもあったのに、その尽くを放棄しておいて後悔するのは恥知らず以外の何物でもありません。
本当に、ウクラマトの言動がその場限りすぎて不愉快です。

そして本性を現すスフェーン。
結局、目の前のスフェーンは生前の彼女ではなく、永遠人の存続を至上目的としたプログラムであり、見せた葛藤に価値が感じられませんでした。
苦悩しているふりをしているけど、最終的に永遠人のために、それ以外の全員死ねって選択を選んでいます。
彼女の感情は全て偽物でした。何故なら、彼女は最終的に永遠人のために生者の国民を切り捨てているからです。
普段どれだけ寄り添って見せても、最終的に捨てるなら、その献身はポーズだけにすぎません。
サイバー関連の知識のないウクラマトの言葉が、見当違いすぎて、まるで共感できませんでした。
スフェーン関係で同情を引きたいなら、命令を付与して再構成された疑似人格じゃ意味ないでしょう。

理王スフェーンは、永遠人管理プログラムと旧国王女人格の2つで構成されている。
管理プログラムが上位存在のため、王女人格がどれほど苦しんでも永遠人存続のため他を犠牲にすることが止められない。
葛藤の末、現れたウクラマトとヒカセンに、プログラムの停止=永遠人の解放を願う。
この流れの方が、スフェーンに対してしっかりと感情移入ができると思います。

リビング・メモリーのシナリオは基本的に良かったのですが、これまでの物語と比較して感情移入ができませんでした。
クルルさんの再開と別れ、エレンヴィルの別れ、共に良かったです。ここだけ見れば、本当に良かったです。
ですが親子の別れ、家族の絆をテーマにするなら、その前にゾラージャの親子関係をもっとしっかり描写してよ。
グルージャジャとゾラージャ、ゾラージャとグルージャ、2組に親子関係に対して粗雑でいい加減で母親描写なしで済ませてきている訳で、
クルルさん、エレンヴィルだけ丁寧に描きましたは、片手落ちがすぎます。
ゾラージャ関係も丁寧に描写した上で、他の2組と対比させた方が何倍もマシでしょうに。

そして最終決戦。
途中のカットシーンでコントローラー捨てました。他のプレイヤーに迷惑がかかるから、拾って再開したけど。
本当に本当に、最後の最後のバトルで、これ?
脈絡なく、戦場に舞い戻るウクラマト。クルルさんやラハは拘束されたままなのに、なんでどんな理屈でピンポイントにウクラマトだけなんだろう?
この期に及んで管理プログラムでしかないスフェーンに拘るウクラマトに呆れたら、消去された情報を自力で復活させたスフェーンにもっと呆れました。
消去したんだろう? なんで復活できるんだよ? 質の悪いウィルスプログラムかよ。
この2名の対峙シーン格好いいでしょう? だから理屈じゃなくて感じて、感動して! と言うシナリオライターのエゴの押し付けにか見えませんでした。
しかもウクラマトが超強力にパワーアップしているし。ヒカセンは血反吐吐きながら世界を救って力を付けてきたと言うのに。
ご都合展開すぎるでしょう。

例えば。そう、例えば。
そもそも戦闘領域の南側範囲外に、ウクラマト、クルルさん、ラハが拘束されているような構成をしておいて。
「世界をつなぐ力」の発動で、ソリューションナインがあるトラル大陸と戦闘領域が一時的に接続されて、戦いの様子が大陸中に見えるようになって。
これまでの冒険で絆を結んだ人々の想いと願いが、ウクラマトの力となり拘束を排除する。
ウクラマトの願いが力となって、スフェーンの記憶を蘇らせる。
ウクラマト、スフェーンの言葉を聞きながら、クルルさんが呟く。
「足手まといにならないようにって、ここまで来たけれど・・・最後はやっぱりあなたに頼るしかないなんて」
「それでも・・・でもそれでも、願いがあなたの力になると言うなら」
「お願い、負けないで・・・!」
よっしゃ任せておけ!!!

はっ、ついクルルさん可愛いヤッター妄想が溢れてしまった。

とにかく、ウクラマトの介入と超絶戦闘力に対して納得がいかない訳です。

またラスボスとして立ちふさがるスフェーンも納得できません。
グダグダグダグダ言い訳ばかり。本当はやりたくないけど、これしか方法がないから仕方がない仕方がない、と泣き言ばかり。
お互いの譲れない願いのために対立すると言う形式は、漆黒のエメトセルクと同じです。
ですが彼は己の決めた路を、信念を、決して悔やんでいません。胸を張って己の正義を貫きました。
その覚悟が彼を素晴らしい敵役にしていると思っています。
対して、スフェーンの人格を模した管理プログラムからは、その覚悟が感じられない。
管理プログラムとスフェーンの人格を別にして、管理プログラムを止められないから助けてくれと言われた方がまだマシです。
漆黒の、エメトセルクの下位互換では、何のカタルシスもないのですから。

以上が後半の納得いかない点となります。
限定的な1シーンのためだけに、雑にいい加減に物語が構成されている感じが酷かったです。
前半にも増して、ゾラージャ関係が雑で雑で、雑すぎました。
シナリオライターが作為的に作った感動ポイントで感激してくれと強要される展開ばかり。
その為、本当に良いシーンがあっても、前後でチグハグに感じてしまう。
もっと繊細に構成を組むべきでしょうに。ユーザーをバカにしてるように感じてしまいました。

繰り返しになりますが、全体的に構成のあらゆる所が雑で、キャラクターの掘り下げが不足していたストーリーでした。
正直、20点でも点をあげすぎたかも知れません。
でも良い話もあったし、大筋は悪くないんだよなぁ。
漆黒、暁月が素晴らしかっただけに、本当に本当に残念でなりません。

以下、キャラクター所感。

〇ウクラマト
ヒカセンをバックにやりたい放題だったアーパー箱入り王女。
正直に言って彼女を王様にするのは、暴挙以外の何物でもないと思う。
シナリオの都合に振り回されて、どうしても言動を信じきることができなかった。

〇エレンヴィル
今作で最も言動にブレがなかった人。それだけに王女誘拐時の傍観が理解できない。
カフキワとの距離感が、思春期の高校生みたいでホッコリしました。
ウクラマトの王配だけは、死んでもならないようにね。

〇クルルさん
可愛いヤッター!!
最初から最後まで一緒に冒険したのだから、ラストバトルでカットシーンないのおかしくない? おかしいでしょう?

〇コーナ
燃える妹魂(シスコン)。今作で一番成長した人。
ウクラマトに対してイエスマンになりそうなので、連王体制は不安でしかない。
彼を単一の王にしてウクラマトを首にした方が、トライヨラは平和だと思う。

〇ゾラージャ
父上の後継者が自分じゃないとダメじゃん! イヤじゃん! と駄々をこねるお子様。力だけはあるのが厄介すぎた。
もっともっと内面や過去の描写が必要だった人、筆頭。子供捨てたのは絶対に許さん。
シナリオ都合犠牲者ナンバー2。

〇バクージャジャ
他者の1/10の頭脳が2つ合わさって、知力1/100! お願いだから、ゆで理論はやめてください。
今作で最高のラッキーマン。取り返しのつかないことしたけど、元気一杯に勇連隊やってます。
継承の儀のドタバタで一番得をしたのも、この人だね。

〇グルージャジャ
諸悪の根源。アルティメット愚劣王。100人位の部族長が関の山の無能大将。
長男を後継者と決めて、下二人を補佐にして三人で継承の儀を行えば、その後の全てが解決してんじゃないの?
シナリオ都合犠牲者ナンバー1。

〇グルージャ
関連のシナリオが雑すぎて、登場に意味のない人の筆頭。
権限の継承だけなら、別に彼じゃなくてもいいじゃない。
追加コンテンツで活躍してくれるといいなぁ。

〇スフェーン
オミクロンと比べ物にならない低級ポンコツプログラム。後半シナリオを貶めた張本人。
感情があるように、意志があるように見せかけているだけにしか見えなかった。
シナリオライターは何故、このプログラムに感情移入を強制してきたのか理解に苦しむ。


以上が全文となります。
とりとめのない長文にお付き合いいただきありがとうございました。
黄金の評価は低いけど、それでもFF14が大好きです。
大好きだからこそ、今回の雑で雑でいい加減でいい加減なシナリオに我慢ができませんでした。
願わくば、今後の追加コンテンツでは、もう少し丁寧なシナリオ構成が行われますように。
コメント(2)

Hana Mooncircle

Asura [Mana]

1と2その全てに同感です。

「彼女」がエレンヴィルの髪に触れたシーンだけ、ちょっと泣きました。

世界設定はとても良いのに、残念だなって思いました。

Kona Drop

Ultima [Gaia]

>最初から最後まで一緒に冒険したのだから、ラストバトルでカットシーンないのおかしくない? おかしいでしょう?

わかる.....あれだけ持ち上げてくれたんだから、もう最後までクルルたっぷりが良かった......
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