6.0~6.05までのレンジが詩人一強過ぎるせいもあるのでしょうが、踊り子のスキル回しに関する考察が全くと言っていいほどまとめられていないため、ここ最近サブキャラ”R'kmath Taget”で零式を踊り子で遊んでる中でしていた考察をここにまとめておきたいと思います。
※この日記の内容は6.0~6.05においても通用していた計算を6.08の数値に書き換えて掲載してあります。
【前提】
・踊り子のスキル回しは大きく「テクニカル(+攻めタン)中の約30秒」と「それ以外の約1分30秒」に分けられ、前者のDPSが本体DPSの大部分を占める。
・GCD2.5(2.49)においてはティラナの存在のせいで、GCDロス無く回したとしてもテクニカルの踏み始めが2分毎に1.5秒ずつ遅れていく。
・当然だがGCD2.47ではスタンダードステップを30秒毎ぴったりに打つことは出来ない。
【踊り子各スキルの威力期待値とPPSについて】
まず、各スキルの威力期待値とそれをGCDで割ったPPSをまとめる。
スキル名 威力期待値 PPS(GCD2.5の場合)
カスケード 220 88
ファウンテン 280 112
Rカスケード 405 162 ※1
ファウンテンF 465 186 ※2
剣の舞 480 192
流星の舞 600 240 ※3
ティラナ 360 240
Sステップ 720 144
Tステップ 1200 171.4
※1 280+150*0.5+200*0.25
※2 340+150*0.5+200+0.25
※3 確定クリダイ分は今回は考慮しない(本題と関係ないため)
従ってPPS順にスキルを並べると
流星の舞≧ティラナ>剣の舞>ファウンテンF>(Tステップ)>Rカスケード>Sステップ>ファウンテン>カスケード
となる。
ちなみに漆黒時代は
剣の舞>Sステップ>ファウンテンF>・・・
であったので、漆黒→暁月でSステップの順位が下がっていることが分かる。
(6.05までの間でもすでにこの順位であった。)
【「テクニカル中の約30秒」のスキル優先度】
前項の内容をもとにまず、「テクニカル中の約30秒」中のスキル回しを考察する。
テクニカル中に入れられるWSはティラナを含めて9つである。もしテクニカル中にティラナを打たない場合は8つになることと前述のPPSから、ティラナをテクニカル中に打たなければならないのは確定である。
さて、ティラナ以外の8つのWSについてであるが、ここの優先度はそのまま前項のPPS順になる。
従ってSステップの優先度より下にあるのは基本コンボ2スキルのみである。
さらに、流星の舞はティラナとPPSが同等であり攻めタン効果中でなければ打つことが出来ないため、これもテクニカル中に打つスキルとして確定する。
次に考えるのはフラリッシュである。フラリッシュの効果によりRカスケードとファウンテンFが1回ずつ確定で打てるようになる。これらはPPS期待値がSステップより大きいため当然テクニカル中に打つWSとなる。
以上で合計4スキルが確定した。
テクニカル前の準備について視点を移す。
当然だが開幕を除いて、2分毎のTステップ前にはエスプリ量、Rカスケード&ファウンテンFのProc、そして扇Proc数を準備することが出来る。
この準備で、最低限「エスプリ50以上」、「RカスケードProc」、「ファウンテンFProc」のうち、2つ以上を満たすようにする。これらも当然、テクニカル中に使うスキルになるため+2スキルが決まる。
残りの3スキルであるが、これらは全て剣の舞にすることが理想となる。
ProcWSを打つ際のエスプリ10とTステップ及びSステップの効果でパーティメンバーから吸いだせるエスプリを全て合わせれば、よほどの下振れが起きたりパーティメンバーがGCDを止めたりしていない限り150は溜まる。
以上から、暁月の踊り子は「テクニカル中の約30秒」中に"スタンダードステップを打たない方が強い"という結論が得られる。
※ただしこれは8人コンテンツに限る。4人コンテンツにおいてはエスプリが確保できない可能性が高いためSステップをテクニカル中に打つことになる。
【「それ以外の1分30秒」のスキル優先度】
さて次に、「それ以外の1分30秒」中のスキル回しを考察する。
ここで考えることは「Sステップを(なるべく)リキャスト毎に打った方が強いのかどうか」に限られる。基礎コンボはどうあっても打ち続ける必要があるためである。
考える際にパーティメンバーから受け取るエスプリ量とフラリッシュの効果での確定Procはノイズになるため除く。
基礎コンボと確率Proc分のProcWS、それらを打ったことで溜まったエスプリによって打てる剣の舞、及び溜まった扇、以上の威力を期待値計算して平均を出し、これがSステップのPPSと比べてどうなるかを見る。
基礎コンボを打つことで溜まるエスプリが5、ProcWSを打つことで溜まるエスプリが10である。
これらから基礎コンボを20度ずつ、確率通りにProcWSを10度ずつ、それぞれ打つことでエスプリが400溜まりWSのキリが良くなるので、これを計算すると
(88*20+112*20+162*10+186*10+192*8)/(20+20+10+10+8)≒132.6<144
である。従って、「それ以外の1分30秒」中は(確率的には)Sステップをなるべくリキャスト毎に打った方が強いことが分かった。
【結論】
以上の考察から明確に一つ分かることが、”暁月踊り子ではSステップを30秒毎ぴったりに打つ必要が無い”という事である。
従って、GCD2.5(2.49)が最適であるとされていた理由の一つが無くなった。
さらに暁月でティラナが加わったことで、Tステップを2分毎ぴったりに打てるというGCD2.5の採用理由の一つも無くなっている。
そして、どんなGCDになったとしても、テクニカル後最初のGCDでSステップを踏んだ場合次のTステップまでの間に必ず3回Sステップは打て、4回打つことはできない。
これらの事実から、暁月踊り子の最適GCDはボスの離脱が無く理想スキル回しが出来る場合においては、「テクニカルステップを2分毎ぴったりに打てる」GCDであるのではないかと考えられる。
これらのGCDのうち最もSSを低く抑えられるものが、日記表題にも記した2.47になる。
すなわち、「暁月踊り子の最適GCDは2.47」となるのである。
ちなみに余談ではあるが、この優先度でのスキル回しをしているとテクニカル前最後のSステップ~テクニカル後最初のSステップまでが約60秒となるため、ティラナにスタンダードステップ効果が付いていないと場合によってはバフが切れる可能性がある。実際の運営の想定スキル回しがどうなのかは分からないが、比較的説得力のある理由付けにはならないだろうか。
【おまけの追記:開幕スキル回しの考え方】
開幕はエスプリとProcが0で確定の状態なのでテクニカル中にSステは基本打つことになる。
その際テクバフ残り時間8秒までにSステを踏めば次のTステまでにSステを3回打てるので、開幕15秒前にSステを踏んでからの2秒前薬1秒前ステップ0秒AAまでは漆黒時代と変わりない。
他のシナジーに対して優先して入れていきたいWSはティラナ以外PPS順そのままなので、そのあたりをシナジー中に優先的に吐きシナジーが終わった後のテクバフ時間内までにティラナとProcWSと剣舞を打ち切るのが基本的な考え方になる。
またテクバフ中最後のWSをProcWSにすると扇分の期待値が丸ごと消えて単なる威力280と340のWSになるためテクバフの最後は出来る限り剣舞で〆るようにする。エスプリとProcWSが足りず基礎コンを打たざるを得ない場合も必ず最後に打つ。
打つ場所が2か所考えられるアビリティとしてフラリッシュがある。開幕のSステのGCDとTステ後最初のWSのGCDのどちらかである。
Sステのヘイト取得は非常に遅いため開幕のSステのGCDでフラリッシュを使おうと思うと基本的にGCDが止まる。さらに、2分以降のTステ中にProcWSを持ち込む関係上フラリッシュのリキャはドンドン遅れていく。これらを考えるとフラリッシュを使うのはTステ後最初のWSのGCDが望ましい。
従って基本的な開幕回しは以下のようになる。
15秒前Sステップ→…→1.5秒前薬→0.5秒前Sフィニッシュ→0秒AA
→Tステップ→…→Tフィニッシュ→攻めタン→流星の舞→フラリッシュ扇終→WS→扇急→WS→WS→Sステップ→…→Sフィニッシュ→WS→WS→〆WS
※WSの優先度:剣の舞>ファウンテンF>Rカスケード>ティラナ>カスケード
※〆WSに使えるスキル:剣の舞or基礎コンボ
※Proc扇は全て打ち切る