近頃筆者の周囲で「このロールはこうするべきじゃないか?」「このロールの動きはこうじゃないのか?」というような話がそこかしこで聞こえてきたので自己確認の意味も含めて一度書き記してみる。
※筆者は特段特筆するようなスキルを持ったプレイヤーではありません。
また、零式が基準になっているので絶のような超ハイエンドコンテンツの参考にはならない場合もあります。
内容は主にタンクからの視点です(他職は極が限界でした)
○自分のロールの役割を意識する
「このゲームにおいて戦闘とは全員が最大限火力を出し、かつ各々に割り振られたギミックを処理するという形になる」
大概の場合戦闘とは~とかクリアするには~という情報を探すとこういった結論に達する文言が多い。
しかしこの「全員が火力を出す」というのが曲者で、人間3人いれば派閥ができるというのだから8人も集まれば当人達のPS、思考、人生観まで千差万別になる。
それを踏まえた上であっても例えば詰めパ募集に入ってみればやれこれこれこうじゃなきゃ、あれはこうじゃなきゃと諍いに発展する事も珍しくない。
それらは勿論各人各々に理があり、筋もあるので「どこが全員が納得できるラインか」が重要となる。
「タンクもヒラも火力をいかに出せるかが重要だと書いてある」→「じゃあGCDは誰もが一切止める事なく動くのが絶対正義だ」
この考えは非常に危険で、具体的に言えばタンクが火力を出したいが為にギミックを避けるギリギリのラインに立って誘導しつつ殴れば敵は一歩遅れて誘導されてくるのでDPS達はその判断にコンマ何秒かを割かなければならないし、ヒラはそれに巻き込まれた誰かのフォローが必要になる。
であればタンクはいっそ1GCDを犠牲にしてでもより安全な場所へ敵を早く誘導し、かつ次のギミックに備えた動き方をすれば自然と他のプレイヤーの思考は簡略化され、自然に、楽に、いつも通りの動き方が出来る。
モンハンで言えば散弾ぶっぱだの乱舞だのもいいがそれで他人を巻き込んだり自分が被弾したりするなら他者が出せなかった分の何倍も一人でだして「やっとイーブン」という所だろうか。
これらを各ロール毎にまとめると
タンクは誘導、強攻撃やAAに対するバフ、次のギミックを見据えた状況を作り出してから初めて火力へ思考を移す
ヒラはヒールを第一に考え、死者が出たならそれを人任せにせず自分が蘇生し、軽減が「もしかしたら他者からこないかも」という想定をした上で火力を出す
DPSはギミックを理解し、安置を見極め、「粘る」のではく「ここが適当だ」という最適な殴り方を探す
という事になるだろう。
○調べ、聞き、恥をかこう
他者との会話を恐れてはいけない、そのコンテンツを一緒にプレイしている人間は少なくとも必ず一つは同じ目的を持っている。
疑問に思ったことは口に出し(チャットに書き)、改善案があれば口に出し(チャットに書き)、知らないことや失敗したことはきちんと聞き、謝ろう(チャットに書こう)
画面の前にいるのはNPCではなく一個の人間であり、相手からの対応がどうあれ、例えば喧嘩腰にされたからといってこちらも暴言を吐いて良い理由にはならず、仕返しをしても良いというような考えは全くよろしくない。必ず一定の敬意を持って接しよう。
そして、それを心に留めた上で「人は必ずしも自分の望む答えを返してくれるとは限らない」と肝に銘じよう。
「自分で考えろよ」は当たり前、「そんな事も知らないのか」と失笑されるのも仕方なし、無視無言ギブ除名投票もされるかもしれない。
しかしそこで落ち込む位なら「なぜそう言われたのか」と相手の発言の意図、意思、経緯を読み取ろう。
「そんなことも」ということはもしかしたらそのコンテンツに挑むにあたっては大前提の話かもしれないし、「自分で」と言われたのはその人は単にこちらのロールの事をよく知らないだけかもしれない。
その上でその意見に賛同できなければ「こいつは何を言っているんだ」と聞き流せば良いし、そもそもこちらの言葉を10伝えたとして相手に10伝わるとは限らない、大抵は3~4も伝われば良い方だ。
文通より電話、電話より会ってという程には文章のみのやりとりは難しい。
○自分の目指す答えに合った解法を探す
トップ層の動きをトレースする、攻略動画の動きを完璧にこなせるようにする、目を瞑ってでもスキル回しを完全にミスらないようにする。
どれも正解ではあるしとても実力の向上に役立つ。
が、それらが果たして「自分の最終目標にどれだけ寄与しているのか」を考える事が非常に大切だ。
例えば筆者の場合「タンクは誘導」という事が第一の目標となっている。
攻略動画やTA動画なんかを見ると誘導もスキル回しも何もかも完璧に見える動画もあるが、それらは「全員が全員とも完璧な動きだから完璧になっている」という事だ。
そもそも筆者自身が人が1の練習で覚える所を3も4も重ねて漸く近づけるレベルなのだからいきなりそんな動きはできない。
4層シヴァで言えば動画の通りに全員が動いているのに4方向からの黄色鏡視線でスタンしたりしなかったりということがかなり散見された。
それはつまりシヴァの誘導位置によって(その間殴り続けるという行為の必然上)視線が刺さる。
動画でそうなっていないのはミリ単位の精度で全員がそれを微調整しているからだ、だったら自分の誘導を1秒早くしてシヴァをもう少々青鏡に近づけてやれば確実に視線を貰ってしまう確率は減る。
筆者の理想のタンクとは「誘導は確実に、DPSがより殴りやすいよう安全係数はより高く、もしもの時の軽減には常に備えた上で、他者におんぶに抱っこの火力ではないタンク」だ。
それを目指すにはTAのような行為を真似ていては目的と手段に相違が出てしまう、なのでまずはどこまでのラインが他者が何の不安も無く動けるか、を探す事から始めている。
どうにもこういった昨今ではニッチな、ともすれば「いや火力を出すのはそもそも前提だろう」という反論が出てきそうな考えを持っていると参考になるような動画や話が出て来にくい。
もしご存知の方がいらっしゃったら是非ともご教授頂きたく存じます。