こんにちは。
今回はオサード小大陸、中央西側に位置するザ・バーンをご紹介します。
地名としては奇妙な響きですが、この光景そのものを表しているとすればしっくりきます。
まずはこちらをご覧下さい。
見渡す限りの白い荒野が広がっています。
触ると冷たくはなく、雪ではありません。
砂だとは思いますが、何故このような色なのでしょうか。
またこの辺りにはクリスタルの柱も多く見られます。
最初からこの色なのか、もしくは何かの影響で色を失ってしまったのかは分かりませんが、目の前のクリスタルは静かに白い輝きを放ち続けるのみです。
ザ・バーンは、永久焦土帯とも呼ばれています。
文献によれば、かつてこの地で蛮神召喚が相次いだ結果、環境エーテルが枯渇し、このような大地が生まれてしまったと言い伝えられているようです。
白い砂や白いクリスタルは、本来の属性を失ってしまった結果なのかもしれません。
しばらく進むと洞窟のような場所に辿り着きました。
天井に空いた穴からは青空が見えていますね。
その深い蒼からは爽快さというより、無に帰そうとしている大地の悲しみを感じる気がします。
洞窟を奥に進むと、崩れた壁の先に機械的な構造物が顔を覗かせます。
ザ・バーンは東州に位置していますが、オサード小大陸のどの地域とも違った建築様式ですね。
以前にご紹介したアラグ文明の遺物によく似ていることから、建築時期は第三星暦に遡り、かつてはこの地にもアラグ文明の勢力が広がっていたのではないかと思われます。
更に奥には研究施設のような場所もありました。
ここでアラグの魔科学を使用した何らかの実験を行っていたのではないでしょうか。
白い荒野を作り出した環境の激変は、それらの実験の産物なのかもしれませんね。
この辺り一帯を「何も無い」状態にするほどの実験とは一体何だったのか。
本当に蛮神召喚を繰り返した結果なのか、他に理由があるのか、真相はわかりません。
洞窟を抜けると再び白い荒野が目の前に広がります。
この地で一体何が起こったのか、横たわる大砂虫の屍は黙して何も語ってはくれませんでした。
ではまた次回。