FF14の話では無いのですが書きたくなったので。
https://www.jp.square-enix.com/tor/タクティクスオウガのリメイク版が発表されました。ゲームクリエイターの松野泰己氏の出世作であり、FF14内でもアライアンスレイドのリターン・トゥ・イヴァリース編やセイブ・ザ・クイーン編のシナリオを手掛けています。
ディープダンジョンの死者の宮殿は元々タクティクスオウガのコンテンツでボスのニバスや最深階到達時の報酬のガラスのカボチャやファイアクレストといったアイテムもオウガ由来のモノなのでオウガをプレイ済だとニヤニヤ出来ます。リターン・トゥ・イヴァリース編の元ネタのFFタクティクスやFF12といった作品も同氏のシナリオなので興味が有れば是非プレイしてみて下さい。
このゲームが本当に好きで発表に大喜びしていたのですが今回はボイスが付くらしいんですね。一応セガサターン版なる太古のバージョンにもボイスは有ったんですがそんなモノは忘れました。
このゲームに二人のランスロットというイベントが有るのですがコレが本当に凄いんですね。以下本文
聖騎士ランスロット
「……日増しに高まる民衆の不満を抑えきれないようだな……?」
暗黒騎士ランスロット
「所詮、バクラム人は我々とは違い劣等民族だからな。彼らには少々荷が重すぎたということだ」
聖騎士ランスロット
「力で人を縛り付ける、そうしたローディスのやり方に問題がある、…そうは思わないのか?」
暗黒騎士ランスロット
「縛り付けた覚えなどないな。彼らは力で支配されることを望んだのだ」
聖騎士ランスロット
「望んだだと?」
暗黒騎士ランスロット
「そうだ……世の中を見渡してみろ。どれだけの人間が自分だけの判断で物事を成し遂げるというのだ?自らの手を汚し、リスクを背負い、そして自分の足だけで歩いていく……そんな奴がどれだけこの世の中にいるというのだ?」
聖騎士ランスロット
「…………」
暗黒騎士ランスロット
「……貴公らの革命を思い出してみよ。貴公らが血を流し、命を懸けて守った民はどうだ?自分の身を安全な場所におきながら勝手なことばかり言っていたのではないのか?」
聖騎士ランスロット
「彼らは自分の生活を維持するだけで精一杯だったのだ……」
暗黒騎士ランスロット
「いや、違う。被害者でいるほうが楽なのだ。弱者だから不平を言うのではない。不満をこぼしたいからこそ弱者の立場に身を置くのだ。彼らは望んで『弱者』になるのだよ」
聖騎士ランスロット
「ばかな……人には自分の人生を決定する権利がある。自由があるのだ!」
暗黒騎士ランスロット
「わからぬか!本当の自由とは誰かに与えてもらうものではない。自分で勝ち取るものだ。しかし民は自分以外にそれを求める。自分では何もしないくせに権利だけは主張する。救世主の登場を今か、今かと待っているくせに、自分がその救世主になろうとはしない。それが民だっ!」
聖騎士ランスロット
「人はそこまで怠惰な動物じゃない。ただ、我々ほど強くないだけだ」
暗黒騎士ランスロット
「……聖騎士よ、貴公は純粋すぎる。民に自分の夢を求めてはならない。支配者は与えるだけでよい」
聖騎士ランスロット
「何を与えるというのだ?」
暗黒騎士ランスロット
「支配されるという特権をだ!」
聖騎士ランスロット
「ばかなことを!」
暗黒騎士ランスロット
「人は生まれながらにして深い業を背負った生き物だ。幸せという快楽の為に他人を平気で犠牲にする……より楽な生活を望み、そのためなら人を殺すことだっていとわない。しかし、そうした者でも罪悪感を感じることはできる。彼らは思う……これは自分のせいじゃない。世の中のせいだ、と」
「ならば、我々が乱れた世を正そうではないか。秩序ある世界にしてやろう。快楽をむさぼることしかできぬ愚民にはふさわしい役目を与えてやろう。すべては我々が管理するのだ!」
聖騎士ランスロット
「意にそぐわぬものを虐げることが管理なのか!」
暗黒騎士ランスロット
「虐げているのではない。我々は病におかされたこの世界からその病因を取り除こうとしているにすぎん。他組織に影響を及ぼす前に悪質なガン細胞は排除されねばならぬのだ!」
聖騎士ランスロット
「身体に自浄作用が備わっているように心にもそれを正そうという働きはある!」
暗黒騎士ランスロット
「それを待つというのか?ふふふ……貴公は人という動物を信用しすぎている。民はより力のある方へ、より安全なほうへ身を寄せるものだ」
コレが30年近く前のゲームの文章なのですが今読んでも全く色褪せないどころか今だからこそ更に光り輝いてすら見えますね。
「支配されるという特権」という単語を当時出したのは本当に凄いと思います。
で、この舌戦にボイスが付くわけです。最高ですね。
11/11が楽しみです。スクエニさん素晴らしい発表を本当にありがとうございました。