あなたの願い
自動でムビで移動してきたぞ。
ゼロが光の壁を見上げる。光の氾濫の跡地。闇の氾濫の時は冷たさと虚しさしか覚えてなくてどうだっだかよく覚えてない。
リーンがゼロを心配して声をかけるけどゼロは「問題ない」と首を振った。
ゼロはリーンにこれを堰き止めたのかと尋ねた。リーンは自分ではなく最初の光の巫女ミンフィリアがそれをやって自分はその力と想いを受け継いでるだけだと話した。
ミンフィリアの事なら私とサンクレッドに聞いてくれ。
ゼロは説明に頷いただけで、後ろを見て準備が出来てるのを見ると「それじゃ始めるぞ」と私を見た。
皆で手分けして装置を置くと玉っころが開いて地面に突き刺さった。
リーンからのひそひ草で道中の装置の設置はほぼ完了したから最後の一つをお願いしますと言われる。
では、よいしょっと。
玉っころが地面に突き刺さると光の壁から光が繋がっていった。ゼロは「光の繋がり……」と呟く。「いっそ眩し過ぎるくらいだ。隅々まで闇に染まったこの私には……」
ゼロが目を伏せる。光の壁に映った自分の姿を見つめる。真っ黒な闇に染まった自分。
過去の自分と今の自分は違う。昔出来なくても今も出来ないとは限らない。ユルスの言葉をゼロは反芻する。
「私にも光の力があれば……」
光の壁に手を伸ばしてゼロはその力を吸収しようとする。反動が来て苦しそう。光にも闇にも負ける訳にはいかない!と尚も取り込もうとするけど結局耐えきれなくて倒れてしまう。
倒れたゼロに気付いた自機とリーンが駆け寄る。
光の力を取り込んでるけど身体が変化に追いついてないから応急処置をすると言うリーン。出来るんだ。すげえな。
ゼロはすぐに目を覚ました。気分はどうかと尋ねるリーン。
「もう大丈夫だ。手間をかけたな」
ゼロは立ち上がった。本当だ元気そう。
何があったのか尋ねるリーン。普通に自分で光の力を取り込もうとしてたよこの人。
光の力を手に入れて運命を変えられるかどうか試してみようと思ったとゼロは答えた。
私達と出会った頃のゼロならきっとこんな馬鹿げた事は考えなかった。でもゼロは変わった。仲間も信頼も知らずに生きてきたけど今はその繋がりがある。この世界を見て自分達の世界もこんな風に変わる事が出来ないかと思った。
光と闇が巡り命が移ろいゆく、奪う為ではなく共に作る為に手を取り合う世界。
この身にもっと力があればそんな夢さえ掴めるかもしれない。今度こそ本当に世界を救えるかもしれない。
何故ゼロはそれを1人でやろうとするのだろう。ヒカセンだって暁という仲間がいたのよ。信頼が出来たというならもっと仲間を頼ろうぜ。
リーンはゼロの帽子を拾う。
自分がどうしたいのかという貴女の願いを信じる仲間に伝えてみてくださいとリーンは話す。
リーンは以前それをなかなか言い出す事ができなかった。口にしても大切な人達を困らせるだけだって無理矢理納得しようとしてた。あるあるだよね。私の願いは誰かを困らせるだけ。だったら言わない方がいい。
「でも、あの人達が私を信じ抜いてくれたから。私も信じて伝えたんです……生きていたいと」
リーンがゼロに向き合った。ゼロに帽子を差し出す。
「この命がある限り、どこの空の下にいても、私はきっと大丈夫。そう思える事が私の1番の……独りで願っていただけじゃ辿り着けなかった、結末(しあわせ)です」
お父さんちょっと来て!今すぐここに来て!娘のこの言葉聞いて!私だけじゃ耐えられない!今すぐここに来て娘を抱きしめて!
次元の壁が憎い……早く第一世界に自由に行き来できるようになろうぜ。
ゼロは目を閉じた。
「信じ、伝えること……自分から手を差し出す事……」
それをしてこなかった人生だと突然やれと言われても難しいと思う。でもここまで変われたゼロならもしかしたら。誰か助けてと独り呟くだけじゃなくお前達に助けて欲しいんだと言えるかもしれない。
ゼロは少し微笑むと帽子を受け取り被った。
「……覚えておこう。独りで足掻くのには限度があると身に沁みて知っているからな」
これは頼ってくれるフラグ?私はここで聞いてたからな。私は聞いたぞ。
リーンは微笑むとゼロの願いを聞いた仲間として提案があると言った。
世界を救う為に光の力を取り込みたいのなら自分が手伝う。力を制御し、ゼロの身体に馴染ませてみせる。リーンはそんな事も出来るのか。すごいな。
選択肢が出た。
「リーンになら任せられる」
「自分も前にお世話になった」←
「光と闇の両方がそなわれば最強!」
そいや光を取り込みすぎた我の治療してくれたのリーンだったわ。
「そういえばお前の身体に光の力を集めたと言っていたな。無事に生きているあたり、リーンの実力がよくわかる」
まあ結構だいぶボロボロになってましたけど。
ゼロはリーンによろしく頼むと言うと光の壁に向き合った。リーンとゼロが並ぶ。あ、これ、パッチノートに載ってたシーン。
ゼロが光の壁に手を伸ばすとリーンがそれに手を添えた。
「いくぞ……!」
ゼロの取り込んだ光の力をリーンが調整する。ゼロは一瞬苦しそうな表情をしたけどすぐに楽そうになる。
体の内側から温かな光を感じるとゼロは言った。無事に取り込めたみたいだな。
「この力と共にヴォイドへ帰る。今度こそ戦い抜くぞ……世界と仲間の為に!」
もうゼロ、光の戦士じゃん。光と闇の戦士じゃん。
いつのまにかクリスタリウムに戻って来てた。
リーンはあの場所でゼロが運命を変える決意をしたのは他人事とは思えないと語った。その想いを必ず明日に繋げましょうとやる気満々だった。
ゼロは戻って来たなと言った。いつの間にか戻って来てたね、クリスタリウムに。
光の力がこの街に至るまでの経路については皆がうまくやってくれる事を信じようと言った。
ゼロの口から信じようとか度々出てくる事にお母さん嬉しいです。
ゼロは一足先にベークの所へ行って魂を器に移してくるから私も原初世界に帰る支度をしてくれと言った。もう帰るのか。早いな。まあモーエンツールで頻繁に来てるけど。
光の力は身体ではなく魂に蓄えてるから大丈夫なのかな。
次のサブタイトル「想い、次元を超えて」だ。前向きなタイトル。
リーンは自分達に出来る事は全部済んだから星見の間のベークからソウル・サイフォンを受け取ろうと言った。早いな!さっきゼロいなくなったばかりだよ。そんな簡単に魂移せるの?
星見の間に着いた。ベークの他にライナとリーンがいた。
ライナにゼロからわざわざ各地を回った甲斐があったとお礼を言われた。
ライナの言葉もゼロが何か気付くのに役立ったみたい。
リーンはゼロの魂を移す処置は終わったと教えてくれた。サンクレッドの話を聞きたかったけど聞けなかった。遠慮なく聞けば良かったのに。またいつかゼロと話す機会はあると信じてる。
そんなホイホイ鏡像世界行き来出来るの?そういう世界をシュトラは目指してるけど。
ベークにもゼロの魂をソウル・サイフォンに移したと言われた。塔の次元転移装置も稼働したからサイフォンも要らない。
ライナから協力者達も装置を置いたと言われた。
第十三世界の月に終端となる装置を置けば人工的な地脈が繋がる。
ヴォイドで装置を起動すればこちらでも感知出来る。すごいな?そういう仕組みなんだ。
それを合図として光を送り込む。
リーンは祈るしか出来ないけどここで見届けると言った。
ベークに戻れと言われたから戻ります。塔の操作は任せておけって。頼もしいな。
ライナが言った。「あの人の想いが残るこの塔がきっと彼方に光を届けてくれる事でしょう」そんな事言われたら泣いちゃうだろ。水晶公の身体はまだこの塔の中にある。だから塔が消えてないんだものね。
リーンが皆の願いが込められてるから必ずうまくいくはずだし、自分もここで見届けたいと言った。
ラザハンの宮に来たらヴァルシャンとシュトラがいた。
シュトラにおかえりと言われた。第一世界の準備が無事に完了したようだし、シュトラもいつでも出発出来るって。
ヴァルシャンからは月からのレポリットの報告。剣の封印機構が破られかけてる。ヴォイドからの干渉を抑えるのはもう限界。
シュトラが間に合ったからゼロの魂をすぐに体に戻そうと言った。
待たせたなと言いながらゼロがすぐにやって来た。
身体への魂の定着も問題ないしあちらで得たものも持ち帰っている。つまり光の力を宿しているのね。
シュトラは魂が光の輝きを帯びてたから驚いたと言った。エーテル見えるからそういうのも分かるのかな。リーンの手を借りたなら納得って。
ゼロはリーンだけではなく他にも多くのものたちと出会えたから光の力を取り込もうと思ったと言った。
夜の民にも世話になった。「ルナルがよろしくと言っていたぞ」
シュトラはちょっと驚いた顔をした後お礼を言って、次は直接聞けるようにしたいと笑った。
反撃に打って出る準備が整った。
ヴァルシャンの本体=ヴリトラはすぐに月まで飛んでいく。つまり月の地下渓谷のIDはヴァルシャンはいないんだな。
我々も霊水の剣の前にいるリヴィングウェイの元へ向かう。ヴォイドゲートに突入前に合流しよう。
私はテレポでシュンって行けるんだけどヴリトラ間に合うかな。
では嘆きの海へテレポ。霊水の剣の所にいっぱい集まってた。
マッピングウェイは封印機構が今にも破られるんじゃないかとドキドキした。
ウリエンジェはヴォイドから押し寄せる闇の力が規模も頻度も加速度的に増してるからゼロムスの完全覚醒が間近と見て良いと言った。
ニャンは槍を振るう準備は出来てるからいつでも行けると言った。
シュトラはゾディアークを封印していた機構を脅かすほどの闇でも第一世界の光なら対抗できるはずだと言った。
光に偏った世界の力を見せつけてやろう。
ゼロはこちらも準備を整えてる間にゴルベーザも力を温存してただろうから彼との再戦は避けられないと言った。
どうだろう。原作通りならゴルベーザは操られてただけなんだけど、FF14のゴルベーザはそもそも既に死んでいてあの中身は違う人だし。結局誰なんだろ。
リヴィングウェイはついにヴォイドは突入する時が来たと言った。ゲートの向こうからの干渉は強くなってるけどまだ対妖異防衛網は保たれてる。話してる間に破られるとかないよね。
今が反撃のラストチャンス。
保険として警備用サポーターも更に強化したとマッピングウェイが言った。保険大事。
ウリエンジェはここに残って剣の維持にあたる。ヴリトラが来たら私達は彼の背に乗ってゲートに突入する。
ヒラがいないぞ!月の地下渓谷でヒラやるの誰!?私か、なるほどね。
ヴァルシャンいないならタンクもいないやん、DPSばかりだぞこのPT。
「アジュダヤを連れて無事お戻りになる事を一同切に願っております」
ウリエンジェの台詞は私の気持ちと同じ。ここまで来たらアジュダヤを無事に連れ帰りたい。
ヴリトラが来たからその背に乗った。ヴリトラは咆哮1つするとヴォイドゲートへ飛び込んだ。リヴィングウェイとマッピングウェイが応援してくれた。
赤い月へ着いた。
シュトラが第一世界からの膨大な光の力を一気に流し込むには複数の装置を経由して終端の1つに集めた方が効率が良いから周辺に並べていこうと言った。
ニャンは私達の来訪に気付いてるはずなのにいやに静かだなと言った。
ゼロは大穴から溢れる闇は以前より濃さを増してるし、この向こうはゴルベーザの領域だから私達の侵入を阻む為に地形が作り替えられてる可能性もあると話した。
近くにゴルベーザの気配は無いから何を企んでるのか知らんけど大穴の奥に潜んでるっぽい。
シュトラがこちらにとっては好都合だから今のうちにエーテルトランスミッターを設置しようと言った。
装置を起動したら次元を超えて地脈が繋がり第一世界の光が送り込まれるはず。上手くいくといいね。
「うまくいく、必ずな。私はそう信じている!」
ゼロからこんな力強い言葉が出てくるようになってお母さん嬉しいです。
最近のシナリオでは自分でこういうの置かずにムビで勝手に置いてくれて楽だな。
エーテルトランスミッター全部設置した。シュトラがこれで2つの世界を繋ぐ準備は整ったと言った。
「彼方の光よ……次元を超えて闇を掃いなさい!」
シュトラが手を伸ばした。
第一世界のクリタワ。ベークが膨大な光の力がナバスアレンから人工地脈を辿ってクリアワに集まってきてると呟く。
次元転移を開始するぞと言ってポチッとな。
リーンとライナは星の見える部屋にいた。水晶公だっけ、惑星とかなんか鏡像世界の説明してくれた部屋だと思う。
1つの惑星から隣の惑星に光の力が流れた。
ベークが部屋に走り込んできて、成功だ、光の力がヴォイドに流れてゆくと言った。
「皆さんが繋いだ世界で闇を照らしてください」
ライナが呟く。
「これからが本番です。ゼロさん、頑張って!」
リーンが祈った。
赤い月でも光の力が集まって来た。収束した光が帯となって闇に穿たれる。空間に穴が開いた。それを見てニャンが突破口が開けたと言った。
シュトラが「上出来ね。今のうちに突入しましょう」と言った。タンクとヒラ誰がやるの?ヒラはシュトラもいけるけどタンクは?
シュトラがヴリトラを見た。その巨体では突入が難しそうだけど、と言ったら、こんな事態に備えてヴァルシャンの体も運んできてると答えるヴリトラ。
ヴァルシャンいる!タンクゲットだぜ!
「本体はこの場で待機し、こちらで同行するとしよう」
本気ですぐ出て来たわヴァルシャン。早いわ。
ゼロムスが姉を取り込んでるからか穴の奥に微かに竜らしき気配があるとヴァルシャンが言った。じゃあ自分でも行きたいよなヴァルシャン。
彼女が囚われてた広間より更に深い場所にゼロムスはいるはず。
ゼロが前回のようにすんなり降りるのは難しそうだと言った。前回どうやって降りたか忘れた。
中から大量の妖異の気配を感じるとゼロが言う。飛行型捕まえて乗るか?
皆が臨戦態勢になる。
ゴルベーザが呼び寄せたか、ゼロムスを生んでも余ったエーテルが妖異として再誕したか、とシュトラが言った。
ニャンが蹴散らしていくしかないから全員準備はいいか?と尋ねる。あ、もうID開く?
皆頷く中ゼロだけ頷かないからニャンが名前を呼んだ。
ゼロはぼーっとしてる。空を見上げた。光の粒子を捕まえて手のひらに乗せる。
「ヴォイドに光が射す日が来るとは……私1人では絶対に不可能だった」
噛み締めるように呟く。それを聞いて皆微笑む。
シュトラが数多の協力があって第一世界からここまで届いた光だと言った。
ゼロは手のひらの光を見つめると握りしめた。
「見てるかゴルベーザ……周りを利用し奪い取らずともこの世界は変われる」
見てるかなゴルベーザ。
メモリア戦争を終わらせてようとしていた頃の彼は誰もが他者を疑う中相棒を連れていて、ゼロにも共に行こうと手を差し伸べた。
その相棒死んじゃったからねー。ていうかその相棒がゴルベーザの中身で、ゴルベーザは死んでるから。
妖異になってその心が失われたなら私はお前に勝つとゼロは宣言する。どちらかというと妖異になって更に拗らせたんじゃないかな、相棒を失った悲しみと辛さと虚しさを。
「勝ってこの世界を……」
そう言いかけたゼロが何かに気付いた。自分達はあの時と同じ。違う場所から1つの願いを叶えようとしてる。
「確かめたい事ができた。行くぞ、赤き月の底へ……!」
ゼロが主人公になった。
IDが開くと思ったのに開かなかった。
ヴリトラはここで退路を確保。妖異をゲートに近づけさせない。
ヴァルシャンとして動いてても意識は本体に少し残してるんだっけ、便利だな。
ゼロはこの光の煌めきをここで終わらせはしない、必ず月の奥底まで届けてみせようとやる気を出してる。
ニャンは他者と手を取り合えることもまた強さだと言った。出会った頃のゼロからは想像できない変化だけど悪くないと話した。
シュトラは喜んでばかりもいられない、ここからが本番だから気を引き締めていくわよ!と言った。
ヴァルシャンは一刻の猶予もない状況だけどもう焦ってない。アジュダヤの魂に呼びかける好機を逃さないと話した。
全員の顔を見渡すと再び穴の底に降り、ゼロムスに取り込まれた姉さんを救い出す時だと言った。
妖異は全部打ち倒していこう。これID開くね。
皆頷く中、またゼロは頷かないけどID開いた。
ヴァルシャンが言った。
「進むのなら護りぬけ……いつか君に贈った言葉、私自身が違える訳にはいかない。必ず姉さんを救ってみせる!」
ここまで来たら絶対救おうね。
ゼロはゴルベーザが出て来たらまず自分に任せて欲しいと言った。刃を交える前に確かめたい事があるから。
私も中身が誰なのか知りたい。
シュトラは光の残滓が照らす道を進んでいこうと言った。今度こそ決着をつけるわよ!と超やる気。
ニャンは叩いた妖異たちが復活する前にゼロムスを倒してアジュダヤを救い出すぞと超やる気。竜関連割とやる気出すよね。
編成はやはりシュトラがヒラもやるのね。
私がヒラやってニャンがお留守番かなー。
2023年12月10日〜17日