アーモロート。
三つの災厄を語るエメトセルク。
全ての災厄を越えた先にエメトセルクは待っていた。
エメトセルクは言い放つ。
「その戦いぶりでは不合格だ。やはり我々には及ばない」
完全なる者と、なりそこないの人類。
それが彼の見る世界の「差」だった。
だが、アリゼーは叫ぶ。
「不出来でも、ここで生きたいと願った人がいた。
だから簡単には手放せないの!」
アルフィノも訴える。
「生きるとは、形ではなく、積み重ねた意志そのものだ」
彼はなおも否定する。
「なりそこないどもに、未来は託せない。
英雄など、最初からいなかったのさ」
それでも、ヤ・シュトラは応じる。
「たとえ歴史が途絶えても、今を諦める理由にはならない」
ウリエンジェも静かに告げる。
「未来を託せる誰かに辿り着くまで、私たちは歩むだけ」
エメトセルクは、なおも怒り、決断を迫る。
「戦え。証明してみせろ。
お前たちが、本当に世界を託せる存在であると」
だがその直後、わたしの中で再び光が暴れ出す。
あの日のように、暴走がはじまっていた――。