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FF16が売れたとか売れてないとか成功だとか失敗だとか

公開
FF16リリースから2週間。話題はプレイ感想を超えて・・・
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6月22日にFF16がリリースされてから2週間、TwitterのTLにゆっくりプレイしている人のクリア報告ツイートもぽつぽつ上がってきている。
FF16のクリア後の楽しみと言えばファイナルファンタジーチャレンジ…だけじゃない!
それはネタバレを気にせず他の人のFF16の感想を見れることだ。

ただ、他の人の感想を見過ぎてしまうと自分の感想もそれに引っ張られてしまう。
FF16をクリアしたら他人の感想も見てみたい気持ちをぐっと我慢して自分が書けるメディアにFF16の感想を書いておくのがいいだろう。

特にお勧めはLodestoneで1万文字まで書けるしネタバレ隠し機能もある。なにより良いのがFFシリーズのファンが大勢いてリアクションが貰える。
番長もクリア後に感想日記上げているのでよかったら見てほしい。

FF16の感想はTwitterでもYoutubeでもいろいろ見れる。あたりまえだけど良い意見もあれば厳しい意見もある。自身のプレイ進捗やプレイ時間を明かした上で感想であればたとえ厳しい意見であっても番長的には的外れだと思わない。

ただ、ここ最近ちょっと悪目立ちしているのは
「FF16は失敗」
「FF16爆死」

みたいな個人のプレイ感想を超えてFF16のビジネス面を評価をしている動画だ。

批判的な意見がダメということはない。
気になるのは新しい情報がある度にリアクションして匿名記事版の反応をチェリーピックして紹介する「みんながそう言っている」という空気作りに終始しているような感じのものが目立つ点だ。

ゲームプレイの感想だったらそれでも良いのだけどビジネスとしての評価ならもうちょっと丁寧な議論があっても良いんじゃないかな。

そんな思いと、折角みんなFF16を話題にしてくれているのだから自分もそれに乗っかって情報整理も兼ねて自分の頭の中にあるものをまとめてみた。

確認できるFF16販売本数の情報から推計
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ビジネスとしてのFF16を語る上で一番大きな情報が6月22日に公式から発表された
「『ファイナルファンタジーXVI』PlayStation®5専売タイトルとして、全世界累計販売本数が300万本を突破」
というプレスリリースだ。

300万本の中身は全世界のパッケージソフト出荷数とダウンロード販売数(以下DL)の合計。パッケージソフト(以下PKG)の実売は各小売店のデータが必要でスクエニ側が把握できるのはお店に売った出荷数のみなので出荷数にまだ消費者に販売されずにお店に在庫がある分も含まれる。
ちなみにPS5の世界出荷台数は2023年3月31日時点で3,840万台以上とのこと。

ここで気になるのは以下の点だろう。
・日本でどのくらい売れたのか
・パッケージの出荷本数とDL販売の比率は?
・お店に在庫の山があるんじゃないの?

現時点で公式からはこのリリース以上の情報は出てないのでこれらをいろいろなデータで補完して考察してみよう。

日本でどのくらい売れたのか
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日本国内の販売本数のデータでよく参照されるのがファミ通が出している「ゲームソフト販売本数ランキング」だ。

ファミ通が6月29日に公開したリリースによると6月19日~6月25日のゲームソフト週間推定販売数でFF16は33万6027本(PS5累計販売台数は約380万台)。

ファミ通が発表している販売本数のデータは、ファミ通協力店が提供した店舗・通販のパッケージソフトの販売データの合計だ。

PSストアのDL販売や協力店ではないAmazonやスクエニ公式のeStoreのデータはない。
だから信用ならないというわけではなく、他のソフトとの比較や週次での変動を見る価値はある。

第2週になる6月26日~2023年7月2日のデータも発表されていて、FF16は37,763本(累計373,790本)となっている。失速という声もあるがFF16に限らず話題のコンテンツの初動はこういう動きになる。

ファミ通の調査で捕捉できない情報は自分で補完していくしかない。

Amazonでの売り上げは、サイトの方で「〇万点以上」のような累計のざっくりとした数字しか見れないが現時点の数字でみれば6万以上は行っていそうである。


併せてだいたい40万本くらい。
他で販売本数が多そうなのはスクエニ公式のeStoreがあるが売上本数のヒントすらないし、他の店舗の情報もまったくわからない。

0ということは無いが根拠がない以上プラスマイナスある推定ノイズの一つとして0換算で考えよう。

パッケージの出荷本数とダウンロード販売の比率は?
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FF16のデータはないがスクエニが5月に出した決算発表資料のデータから、PKG販売本数、DL販売本数の比率が分かる。

2023年3月通期は2022年4月から2023年3月までのPKG販売本数とDL販売本数はHDゲームとMMOの合算になっている。
前年はDL専売のFF14の拡張パック暁月のフィナーレが発売された年でDL販売本数が顕著に上がっている。

最近の3年の国内PKG販売、DL販売の比率を見てみると
会計年度     PKG DL  備考
2021年3月通期  42  58  FF7リメイク発売
2022年3月通期  25  75  FF14拡張パック(DL専売)発売
2023年3月通期  41  59

FF16のPKG販売、DL販売の比率を考えるのにはFF7リメイクが発売された2021年の3月通期のが参考になるかもしれない。だいたいPKG:DL=40:60と言ったところ。

ファミ通のデータ+amazonの40万本に単純に当てはめるとDL販売分が60万、合計で100万となる。
FF16は国内販売100万本行ったのであろうか。

いやいや国内販売100万越えてたらおそらくスクエニ側も発表に入れてくるだろう。
もう少しデータの前提条件を整理しよう。

決算資料にある販売本数は新作、過去作全体で1年間に販売した本数だ。
PKGは通常、小売店に卸せばその時点での売上になるのに対してDL販売はその時点での売上になる。
なのでPKG販売本数はほぼ新作のデータなのに対してDL販売本数は新作+過去作ジワ売れの数字だ。デジタルはセールも頻繁に行われるが1本は1本だ。

なのでFF16はじめとした新作のリリース時点のPKG版とDL版の比率は、全体の販売比率よりもかなりPKG版よりになっている。

結局よくわからないということだ。

そういう時は仮定を立てて推計するしかない。
仮にリリース時点ではPKG対DLの比率は50:50であればDL版は40万本。初動でPKG比率高めで60:40と考えれば26万本。

ここではDL版は25万から40万と推計しよう。

お店に在庫の山があるんじゃないの?
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ファミ通の販売本数ランキングのデータには店舗が仕入れた数のうちどのくらい売れたのかの消化率の目安も載っている。
数字ではなくグラフの目分量でだがだいたい8割消化といったところだ。


逆に言えば2割が店頭在庫と解釈すれば336027×0.2は67205本。
Amazonにだって在庫はあるだろうから40万の2割だと8万本くらいか。

結局日本の国内販売はどのくらい?
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今まで出した数字をざっくり並べてみると
+33万    (ファミ通調べ)
+6万over   (Amazon推計)
+25万~40万 (DL販売推定)
- 8万弱  (店頭未消化PKG分)
+α      (eStoreや他店舗販売分)

で鉛筆なめなめ算で言えば、FF16の国内のPKG+DL販売本数の推定は60万から80万くらいかなと。PKG,DL販売数比に仮定の比率を使ったが推定というのはそんなものなのでもっとPKG比率高めと思ったら各自で算出して読み替えてほしい。

成功なのか失敗なのか
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「300万本も売れた」のか「300万本しか売れてない」のか
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日本国内販売本数については公式発表ではないのでもっぱら議論になるのは全世界合計での300万本の方だ。

公式が出したリリースなのでこの数字自体を疑う人はいないがこの数字の評価については次のように2分している。
「PS5専売で300万本も売った!すごい!」
「FF15の販売初日での500万本から200万本も下がった!失敗!」


これはコップの水が半分の時に「もう半分しかない」と思うか「まだ半分もある」と思うかみたいなもので大事なのはなぜそう捉えるのかというロジックだ。

本質的には「FF16は成功したのか、失敗したのか」というのは次の問いに集約されると思う。

”FF16は黒字になるのか赤字になるのか”

ゲームが黒字か赤字かはシンプルに言えば売上 - (開発コスト+宣伝費)がプラスになるかどうかだ。

販売本数は全世界で300万本という数字が出ている。
この内どのくらいがスクエニの売上になるのだろうか。

300万本販売ってスクエニはいくら売上あるの?
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仮に販売価格1本1万円で300万本売り上げたとしたら合計で300億円の売上になる。
もちろんこの全額がスクエニの売上ではない。

1本のソフトが売れたらそのうち何割がメーカーの売上になるのかはPKG販売とDL販売で大きく違う。

PKG販売だと販売価格から、小売の利益、中間流通の利益、ソニーへのロイヤリティを抜いた分がメーカーの売上になる。だいたい3割くらいと言われている。
DL販売だとPS Storeのソニーのロイヤリティを引いた分がメーカーの売上になる。だいたい7割くらいと言われている。
参考:パッケージとダウンロードと小売の不思議な関係と、現在のゲーム市場について -初心カイ氏

仮にすべてPKG販売ならメーカーの売上は90億円、すべてDL版ならメーカーの売上は210億円になる計算だ。実際はその中間のどこかだろう。

前述のFF16販売時点のPKG/DLの販売比率を考えると以下のようになる。

PKG40:DL60なら162億円
PKG50:DL50なら150億円
PKG60:DL40なら138億円

この推計がブレる要因をいくつか挙げると
【下振れ要因】
・日本はメーカーが小売店に売ると返品なしの売り切りだが、海外だと棚貸しで売れ残り分が返品されるところもあるので海外のパッケージ販売本数の内いくらかは割り引いて考えた方がいい。
・PKG販売やDL販売のメーカー取り分はもっと低いかもしれない

【上振れ要因】
・海外は日本よりDL販売比率が高い(決算資料にもある)。
・PS5時限独占の対価としてロイヤリティ優遇があってメーカーの取り分はもっと多いかもしれない(アメリカでMSとソニーが裁判しててちょいちょい情報が洩れる)。
・12,100円のデラックスエディションもある(番長は経験値、APアップにつられてこちらを買った)。
・38,500円のコレクターズエディションもある(流石に無視していい規模か)。

業界知識もないので渋めに見てFF16が全世界で300万本売り上げたことでスクエニには100億円から150億円の売上は入ったと推定しよう。

AAAタイトルの採算規模が伺える話
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黒字か赤字かを考える上でのもう一つの要因が開発コストと宣伝費だ。
これももちろんスクエニから公開されてない。というか基本どの企業も社外秘だ。

ただどのくらいの規模のゲームにいくら開発費が掛かったか噂話で漏れてくることもある。
スクエニからみで言えばこんなニュースがあった。

スクエニ大作アクションRPG『フォースポークン』開発費が130億円以上であったと脚本担当者が漏らす。非公式にポロッと - AUTOMATON

2023年1月24日にスクエニから発売されたフォースポークン。FF15を開発したLuminous Productionsのチームが開発。
元ネタは脚本担当だった方がビジネス向けSNSのLinkedInに自身のキャリアについて書いた中にあったのを拾われてTwitterに拡散されたもの。ドルなので「1億ドル以上」って言っている。

非公式の情報だしキャリアを盛り気味に話す人も多いし原文のニュアンスもわからないから純粋に開発費なのか宣伝費も込みなのかわからないので何とも言えないが、AAAタイトルの規模感はなんとなく伝わる。

スクエニも公式では直接言及してないが、決算説明会でフォースポークンの評価や販売については苦戦していると認めている模様。


『Marvel's Avengers』の開発費が回収できていない――約70億円の営業損失に - IGN Japan
2020年8月14日に当時スクエニ参加だったスタジオ「クリスタル・ダイナミックス」が開発しスクエニから販売されたアメリカ人気コミックスのIPを使ったゲーム。

元ネタのツイートによると
・開発費は1億ドル(130億円)以上。
・損失は65億円。
・販売本数は明言してないが計画の60%くらい。
・300万本"ほどしか"売れなかった(つまり計画は500万本?)。
・マーケティング費用も含めた総製作費は1.7k億ドル(240億円)~1.9k億ドル(270億円)
とのこと。

奇しくも今回のスクエニ公式発表のFF16初週販売本数の300万本と同じ数字。
総製作費270億円出して500万本売る計画で300万本の販売だと65億円の赤字。逆言えば300万本売り上げれば200億円弱は回収できるのか。


なんとなくAAAタイトルの規模感は掴めた。
ではFF16はどのくらい開発費・宣伝費を使っているのだろう。

FF15との比較
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FF16の売上評価の議論で引き合いに出されるのがFF15だ。
FF15は2016年11月29日に世界同時、PS4(当時世界で6000万台) とXbox1(当時世界で2800万台)向けに発売され、初日販売本数が500万本を突破したと報じられた

ただ、前述のファミ通の調査で国内のPKG販売が69万本(PS4は当時390万台)と報じられFF13の初回出荷本数の151万本(日本,PS3(当時426万台)のみ。DL販売なし)と比べて半減と言われていた。
FF16のPKG販売が33万本(PS5は現在380万台)で「FF13から半減したFF15のさらに半減」と言われている。

FF15の製作費が300億円以上という噂があるが、出元は田畑Dの海外インタビューで「1000万本を販売目標にしている」という話が「1000万本が採算ライン」と誤って報じられたことに起因している模様。
ただ「1000万本が採算ラインだと総製作費は300億円以上」というその時の見立てが独り歩きしている感じだ。

また、FF15のDLCがキャンセルされた時に「特別損失37億円」と発表され「あれだけ売れたFF15が結局赤字」のような誤解が広がっている節もある。


実際にはFF15の開発費は発売初日で回収できていた。DLCキャンセル時の特別損失も、FF15単体の開発費とは別に、ゲームエンジンの使用期間見込みで按分された費用とDLCの製作費分をまとめて損失計上されたもので、FF15単体の損益を語るものではないそうだ。

結局具体的なFF15の開発費や製作費について参考になるソースは見つからなかった。

後述する吉田Pの発言やFF15の総製作費300億円の噂などから「FF16もFF15並に開発費が掛かっていて、FF15の初日販売本数と比較して半分強しか売れてないFF16は開発費は回収できなくて爆死」という言説になっている模様。

その根拠が怪しいというのはこれまで述べていた通りだが、FF16の開発費が幾らかわからない以上外野からは否定もしにくい。

FF16は開発や宣伝にいくらかかっているの?
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吉田Pはファミ通のインタビュー「今回、『FF』シリーズの中でもかなりの開発費をつぎ込んでいるため、会社としては収支もとても大切です。」
と言っていた。

歴代FFの開発費で参考になりそうな情報は開発費が高額なゲーム- wikipediaにあるくらいだ。
そこから開発費を抜粋してインフレ換算後のドル建てを今の相場で円換算したざっくり数値で
FF7 89億円
FF8 108億円
FF9 82億円

とある。

いろいろ見聞きした情報で推察すればFF16はそれと比較しても高額ということは開発費は100億円は下らないくらいか。
押さえ気味な感じがするマーケティング費用も入れた製作費だと1億ドル(130億円)超えるのかな、どうだろう。

前述の初日300万本販売での売上見込み100億円から150億円として製作費130億円だと回収できたか否かは判断しにくいライン。今後のPS5の普及やPC版の販売含めればいけそうではある。

吉田Pが言っていた18か月で計画を立てているという話とも符合してきて番長の試算もこの結論ありきで数字作っているんじゃないかと若干の気持ち悪さを感じる。

とりあえず現時点でも大きくは凹んでないみたいだしこれから伸びるかはまだ分からない。
そのうち決算短信で2023年第2四半期の発表(11月くらい?)が出ればリリース初日時点の採算状況も分かるだろう。

おわりに
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番長もLodestone国勢調査で定期的にプレイヤー規模を推計するデータを発表している。
自分のデータの使われ方については個別で見れば間違った解釈がされることも多いが、全体的にみれば意見の多様性はあって変な方向に流れるようなこと状況にはほとんどならない。

ズレた解釈を目にすれば一言いいたくなることもあるが、記事の作者という立場で言えば「それが正しいデータの解釈」というある種のバイアスになってしまう。
それは良くないので外部サイトのコメント欄に参加してレスするようなことはせず、自分が調査した時に感じた知見は可能な限り記事に書いているし、誤解を与えやすい表現は次回以降に活かすようにしている。
※もちろん自分のデータや書いていることが明らかに間違っている場合は気が付き次第修正しているし、自分の記事に寄せてくれた質問には回答するようしている。

今回のFF16の件では議論の情報源に関して自分に当事者性はまったくないので気軽に議論に参加できる立場だ。
他人の感想にはアレコレ言いにくいけど、数字を出しての議論なら知見を積み上げていけるので楽しい。

そう、番長は怒っているわけではない。楽しんでいるのだ。
FF16という話題作で。
コメント(8)

Lucky Bancho

Carbuncle [Elemental]

毎度文字数ギリギリで・・・。
言いたい事は詰め込めたけど情報情報として貼るURLがかなり文字数喰いなのでコメントで別途捕捉。

直近のFFシリーズの販売当時のゲームコンソール累計販売台数のソース

PS4の全世界販売台数の年度別累計 - Sony
https://sonyinteractive.com/jp/our-company/business-data-sales/

FF15販売当時のPS4の国内販売台数 - ファミ通
https://www.famitsu.com/news/201701/05124281.html

FF15販売当時のXbox1の世界販売台数 - エンペディア
https://enpedia.rxy.jp/wiki/Xbox_One

FF13の国内初週販売本数と当時のPS3の国内累計販売台数 -ファミ通(エンターブレイン発表報道)
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/0912/21/news088.html

Lucky Bancho

Carbuncle [Elemental]

吉田Pが語ったFF16の販売計画を18か月で立てている等、FF16のリリースまでの公式発表やプロモーションについては以前まとめたこちらを参照
https://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/character/1684254/blog/5241761

ちなみにFF15がリリースされた2016年11月から18か月後は

2018年06月 累計770万本。
https://jp.finalfantasy.com/news/2000
ちょうど拡張パック「戦友」とWindows版のリリース発表時


2018年09月 累計810万本
https://jp.finalfantasy.com/news/2136
上記の次の発表。Windows版の初速は40万本?と推察される記事。

2022年5月にFF15が累計1000万本に到達したのを記念して書いたFF15まとめ。
当時のプロモーションの凄さを感じてほしい。
https://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/character/1684254/blog/5028527/

Dicetarg Beoulve

Unicorn [Meteor]

吉田Pの赤字やコストに非常に厳しい側面をインタビューやPLL等で知っている光の戦士は少なくないわけですが、世間一般には知られてないかもしれませんね。

ましてFFナンバリングタイトルですものねぇ、、あの吉田直樹が赤字にならない程度の計画で済ますわけがないと思ってます。

Machan Healing

Chocobo [Mana]

批判というか実質お金を払ったものとしてのプレイ感想なんですよね。それが拡散して購入数に響く。
ホントに質の高いゲームならほっといても売れてる。

16は個人的に残念でffブランドにも失望したものの意見です。

Lucky Bancho

Carbuncle [Elemental]

スクエニの発表ソースが出た。
https://automaton-media.com/articles/newsjp/20230721-256534/

ゲームメディアの米IGNに対して発表したもので、
曰く「『FF7リメイク』発売当時のPS4普及率を踏まえたうえで、PS5の普及率を考えると『FF16』はなかなかの売上を見せている」とのこと。

初週の300万本で開発費もしくは製作費が回収できたかには言及していないが、少なくともスクエニの計画値は上回っていそうだ。

記事中ではFF16とFF7Rを比較している。

FF16が3800万(PS5)のインストールベースで300万本(PKG+DL)
FF7Rが1億(PS4)のインストールベースでで350万本(PKG+DL)

記事では言及されてないが同じ基準でFF15と比較すると
FF15が8800万(PS4+Xbox1)のインストールベースで500万本(PKG+DL)

になる。

Lucky Bancho

Carbuncle [Elemental]

上記はグローバルの数字
日本に限定するとファミ通のPKGのみの販売本数調べで比較すると下記の通り

FF16が380万(PS5)のインストールベースで33万本(PKG)
FF7Rが753万(PS4)のインストールベースで70万本(PKG)
FF15が390万(PS4)のインストールベースで69万本(PKG)
FF13が426万(PS3)のインストールベースで151万本(PKG)

※FF7RはPKG+DLで初週100万本突破と公式発表アリ
https://www.famitsu.com/news/202004/21197153.html
https://www.famitsu.com/news/202004/16196823.html

FF16とFF15の発売時のインストールベースの比較では
グローバルではFF15の方が多いが、日本限定ではほぼ一緒なのが話がややこしくなるポイント。

Lucky Bancho

Carbuncle [Elemental]

また、PKGとDL比率でスクエニの決算発表資料を援用して推定する声も多いが日記本文でも言及しているようにこれには注意が必要。
決算資料でのFF7リメイク発売年度の全ゲームのPKG:DL比率は42:58。

これをFF7Rの初週販売本数に限定すると
100万本以上(公式発表のPKG+DL)とファミ通調べの70万本(PKG)から
PKG:DLの比率をざっくり70:30とすると
決算資料のPKG:DL比率をそのまま援用して推定するのが問題が多いことが分かる。

Lucky Bancho

Carbuncle [Elemental]

新しい日記よりFF16関連の検索でこっちの方に来てしまう人も多そうなので。

8月4日にスクエニHDから決算発表があったのでそこから分かったFF16の売上や開発費についていろいろ書きました。

「スクエニの決算短信出たのでFF16の売上や開発費の推定をしてみる」
https://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/character/1684254/blog/5261587/
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