「夏の思い出がほしいの…」たしか去年もそう言った。
去年どころか一昨年も言った気がする。
ってか言った。はいど〜も…姫です!!!去年も一昨年も言ったけど、冒頭に書いてある通り、夏の思い出がほしいんです。今年も今年とて…
「あの夏」と言えば「この夏」を思い出すような、甘く切ない夏の思い出がほしい。彼氏と海に行って、めっちゃ遊んで、夕陽を浜辺から眺めながら…
「あたしには、忘れられない夏があるの…」そんなセリフを人生でたった一度だけでいいから、キメ顔かまして言い放ちたい。街を歩けばバカップル共が…女「ねー!海行こうよー!」男「え〜…俺泳げないから海無理だわ〜…」女「えw泳げないの?www」男「仕方ねぇだろ…お前に溺れてんだからさ…」女「も〜w後で人工呼吸器してあげるね♪」なんて、すでに頭に酸素が回ってないような会話をしてるというのに。
なぜ、あたしにはそんな会話の1つもないのか…!今年こそ…
「忘れられない夏の思い出がほしい!!!」そんなわけで、先日の休みに海に行ってまいりました。
去年!一昨年と!いくら
「夏の思い出がほしいんです!」と、あたしが熱弁したところで、なんやかんやと行けなかった(連れて行ってくれなかった)海に…
ついに行けたんです!!!
3年越し?の願いが叶った姫としてはですね。
こりゃもう辛抱たまらん!!!っつーことでね。
もう自宅から服の下に水着を着て、意気揚々と行きましたよ。海に着いてから着替える時間すら惜しい!!!っつってね。
「子どもじゃないんだからさ…」とか呆れられつつもね。
それでもやっぱ、行きたくて行きたくて震えてた西野姫としてはね。
もう子どもだの大人だの関係ねぇ!
かかってこいや塩水!!!ってな感じで、もう万全を期して海に行ったんです。
いやいや、だから海に着いてから着替える時間すら惜しいんだっつーの!
1秒でも早く海に入りたいんだっつーの!あんたの着替えてる時間を待つのすら嫌なんだっつーの!!!ってもう、
(珍しく)ワガママ放題自己中全開な事言ってね。
リアルhimechanかましながら、互いに服の下に水着装備して海行ったわけですよ。
前日の夜から、頭クラクラさせながら浮き輪も膨らましといてね…うん。
いやだって、海着いてから浮き輪を膨らます時間も惜しかったもんだから…
「胸も膨らめば…」とか言われつつも、普段ならカッチーン!とくるところですが
「期待に胸膨らんでっから!はちきれんばかりだから!」っつって、最早まな板どころか鉄板と化している、あたしへの貧乳ネタすらも華麗にスルーをして準備してたわけですよ。
そんな期待に無い胸を膨らませ、踊らせ…ついに念願の海に着いたんですよね。
なんとか車も停められてね。
ちょっと離れたところで、タオルを腰に巻いて着替えてる知らない兄ちゃんとかを横目に…
「おいおーい!予習足りてないんじゃないのー!?動き理解したー!?」とか思いつつ、海水浴:零式への予習はバッチリなあたし達は、着替えフェーズをすっ飛ばして海という名のコンテンツにシャキった。
コンテンツファインダーを起動して、ジャパーン!っと突入してからおよそ2分…
いっ!!!???いったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!なに!?痛い!!!痛い!!!!!痛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!痛っ!いった…え!?なにこれ痛えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!あたしは叫んだ…
そう…
クラゲに刺されたのである…なんかもう…なんて言ったら良いんだろ?
あの痛みなんて言うの?すごい表現しにくい痛さなんだけど。
とにかくめちゃくちゃ痛かったんですよね。
なんか腰の部分にトコロテン?トコロテンなのかあれは?
クラゲの触手っぽいやつ。
よくわからないけど、そんな感じの透明な紐みたいなのくっついてて、それが痛かったからとにかくクラゲだと思うの。
なんかクラゲの姿周りに見えなかったんだけど、とにかくクラゲに刺されたんですよ。
あたしが海に行きたくてたまらなかった期間。約3年。あたしが海に入れた時間。約2分。あたしは完全に失念していた…
海水浴:零式は…タイムラインがお盆を過ぎると…
クラゲフェーズに突入するということを!!!光の戦士であるこのあたしの、超える力をもってしても、予兆を見ることすら叶わなかった。
あたしは完全にクラゲのAoEを踏んだ!!!もうさ…すげぇ痛いしすげぇ腫れるの。でもなんか死にそうな猛毒とかじゃないだけ良かったんだけど、それでもまぁ3年に対して2分ですよ。
速攻でギブアップ投票始まって、満場一致で可決されたよね。満場一致っつっても2人きりなんだけどさ。
スマホで調べて冷やした方が良いとか知って、そのへんの海の家から氷とか持ってきて冷やしてくれるんだけどすっげぇ痛いの。
ライフセーバーの人に
「すいません!クラゲに刺されたみたいで!」とか言ってきてくれんだけど
「薬とかないんですよね!」しか言われず、適当にあしらわれて全然ライフセーブしてくんねぇし。
あたしがあまりの痛さに
デバフが!デバフがぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!っつってんのに…
「一生治らないデバフが頭に沸いてるから大丈夫!!!」とか、ディスってんだか励ましてんだか、よくわからない励まし?方されるし…
だからまぁ…
もうこれ以上は無理だ!帰りましょう!っつーことでね。
すぐさま帰ろうとしたところで新たな問題が発生しましてね。
ついてない時はとことんついてないっつーか…
下着…忘れたんですよね…もうさ…2分とはいえバッチリ海に肩まで浸かっちゃったわけ。あたしは。ビチャビチャなの。身体が。そのまま車とか乗れないわけ。
「だからそんな子どもみたいなことしてないで、ちゃんと着てくりゃよかったのに…」とか言われたんですけど…
でも、今もうそんな悠長な事言ってられないじゃないですか?
こちとらクラゲに刺されてんだし。一刻も早く近くのマツキヨ行って、なんかクラゲ用の薬買いたいじゃん。
だからもう仕方ないから、そのままビチャビチャなまま車乗ったんですけど…
ちょっと申し訳ないんだけど、運転してもらってですね。
マツキヨ寄って、薬買ってきてもらって…
薬塗ってもらいながら思ったんですよね。
今なら言えんじゃねぇか…?って。
だから言ったよね。渾身のキメ顔で。
「あのね?あたしには…忘れられない夏があるの…」「私も…一生この夏を忘れないと思う…」一緒に行った妹キレてた…皆様も、海に行かれる時はクラゲにご注意ください。そして…
姫は「クラゲに刺された」以外の「夏の思い出」を常に募集しております。誰かあたしに、楽しい夏の思い出をください。