TANKを嗜む諸兄なら誰でも、一度はこんなマクロを目にしたことがあるだろう。
シールドロブ+マーキング
/macroicon シールドロブ
/macroerror off
/action シールドロブ
/marking attack1
これはシールドロブを投げ付けた相手に『攻撃1』のターゲットマーカーも貼り付けるというマクロだ。パーティメンバーに優先的に攻撃して欲しい目標を明示することで、火力を集中させてヘイトの分散を避けることが出来て、全体のヘイト管理が楽になる。
アクションのリキャスト中や射程外・対象が敵では無いなどの理由でシールドロブが使えない状況でも、マーキング自体は機能する。また、既に『攻撃1』のマーカーが付いている対象をターゲットしてこのマクロを使うとマーキングが解除される。
これらを利用したテクニックとして、例えば戦闘の開幕でこのマクロを素早く2回押せばシールドロブは投げつつマーカーは外しておける。他にも、何らかのアクションのモーション中であるとか、共通リキャストタイム(GCD)が残っている、つまりシールドロブが撃てないタイミングでこのマクロを使うことにより、任意の対象にマーカーを貼って味方に攻撃対象の指示を出せる。具体的には、蛮神イフリート(ノーマル)との戦闘中に、自分はイフリートと殴り合いながら光輝の炎柱にマーカーを貼り付けたりとか。
戦闘のみならず色々と汎用的に使える便利なマクロである。
上の例はナイトのシールドロブのマクロだったけど、以下のようにすれば戦士や暗黒騎士でも同じように使えるようになる。
汎用遠距離攻撃+マーキング
/macroicon シールドロブ
/macroerror off
/action シールドロブ
/action トマホーク
/action アンメンド
/marking attack1
アイコンがシールドロブのままなので多少見映えに問題はあるが、リキャストタイムや射程外などによる使用可能・不可能の判定はちゃんと分かるので、慣れれば特に不都合は無い。
私はこれに更に一手間加えて、下のようにしたものを常用していた。
汎用遠距離攻撃+マーキング改
/macroicon シールドロブ
/macroerror off
/generalaction ジャンプ
/action シールドロブ
/action トマホーク
/action アンメンド
/marking attack1
これの元との違いは技の発動に合わせてジャンプすることだ。何故わざわざジャンプするのか? 格好良いからだ!
ジャンプ中は方向転換が出来なくなるから、たまに勢い余って明後日の方向にジャンプ!とかしてしまうけれど、そんなの格好良さの前には些細な問題である。ゼーメル要塞の奥地で崖から飛んだ時は仲間のサムライと赤魔道士と敵の巨大カエルの目が点になっていたのを尻目に若葉マークの白魔道士が「えっ、これ飛び降りるのが正規ルート? えっ、えっ?」みたいな感じにオロオロしていたのが大変微笑ましく好印象であった。
なお、パーティは壊滅した。
さて、あいきゃんふらーいした私の脳裏に走馬燈的なアレで閃いたのが以下のようなマクロである。
シールドロブ+マルチマーキング
/macroicon シールドロブ
/macroerror off
/generalaction ジャンプ
/action シールドロブ
/marking off <attack3>
/marking off <attack2>
/marking off <attack1>
/wait 1
/nexttarget
/marking attack3
/previoustarget
/previoustarget
/marking attack2
/nexttarget
/marking attack1
これは一言で言うなら、複数の敵に対応したシールドロブ+マーキング用のマクロだ。
少しややこしいので上から順番に解説してみよう。
/macroicon シールドロブ
/macroerror off
この部分の説明は不要だろう。マクロのアイコンの設定と、ログが構文エラーのアラートで埋まるのを回避するためのおまじないである。ちょっと凝ったことをするマクロなら須らく入れておくべきものだ。
実はこれらはマクロの何処にあっても機能するから、2/60秒レベルの細かなタイムラグを気にする人はマクロの最終行に入れている。私は可読性を優先するので最初に入れるが。
/generalaction ジャンプ
ここの説明も不要だろう……と言うか、上に書いた。敢えてジャンプするのは格好良いからだ。格好良いから。
大事なことなので何度でも言います。格好良いからっ!
/action シールドロブ
ターゲットに盾を投げ付ける。ターゲットを指定していない、或いはターゲットが敵でない場合には何もしない。
/marking off <attack3>
/marking off <attack2>
/marking off <attack1>
ここで既に『攻撃1』『攻撃2』『攻撃3』のマーカーが付けられたものがあったらそれらを解除しておく。これをしておかないと既にマーキング済みの対象に重ねて同じマーカーを貼り付けようとした時に意図しない挙動になる。
/wait 1
1秒待つ。これはマーキングの解除とマーカーの貼り付けを一気に行った場合に、正しく解除されないことがあるという問題を回避するためのもの。恐らくサーバ側でマーキングの解除が完了するのを待たずに次のマーカー貼り付けをしてしまうために起こると思われるが。
<wait.1>を使わずに /wait にするのは、<attack1>が存在しない時にその行全体が構文エラーとなって意図しない挙動になるのを回避するため。
/nexttarget
/marking attack3
/previoustarget
/previoustarget
/marking attack2
/nexttarget
/marking attack1
ここは現在のターゲットの隣の敵→反対側の隣の敵→元の敵と順番に切り替えつつ『攻撃3』『攻撃2』『攻撃1』のマーカーを貼り付けていく。敵が2匹以下でもちゃんと動くから問題無い。
注意点として『攻撃2』『攻撃3』を貼る対象は任意には選べない。微妙に好ましく無い位置の敵にマーカーを貼ってしまったり、ひょっとしたらとんでもなく遠方の敵にまでマーカーを貼ってしまう可能性がある(味方からの視線が背中に突き刺さるのにさえ耐えれば特に実害は無いだろうが)。
また、最初に敵以外をターゲットしていた時には、視界内に敵が居ない場合を除いて最終的に元のターゲットには戻って来れない。最初のマクロで出来たような、敵以外のターゲットにマーカーを付けるような使い方も同様で視界内に敵が居ない場合にのみ可能となる。また、既にマーカーを付けている対象にもう一度このマクロを使ってマーカーを外すようなことは出来なくなっている。
行数制限の都合、1つのマクロでTANK全職で使える汎用的なものにするのは無理になってしまったけれど、これはこれで便利に使えるのではないだろうか。しばらく使ってみて使用感を確かめようと思う。