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【プレイ日記】大迷宮バハムートと地獄の再戦【解除なし】

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大迷宮バハムート。
解除で走り抜いた当時は、解除なしでレイドに行くなど雲の上の存在だと思っていて、
私の冒険はせいぜいメインクエを進めて、ギャザクラして、無人島の実装を待つものと勝手に決めていた。

が、とはいえ一人で聞いて感じて考えられる範囲というのは限界があるもの。
LSも経験し、先輩たちとの交流もあれど、やはりもう少し多くの人と交流して見分を広めたい。
かつ今後活動範囲が広大になっていくので、拠点というか帰るところというか、ゆっくり腰を落ち着けられるところに属してみたい。
そう思い立って、以前ゲーム内で知り合ったマスターにお願いをして入れてもらったのが、現在所属しているFCになる。

毎週末にFCメンバーと行くレイドでいきなり一晩で新生極蛮神を全部狩るという経験をし、8人で協力して戦う楽しさにすっかり目覚めてしまった私。
その翌週「バハ邂逅編行くよ」と言われても特に何も気に留めず、
呑気に大剣を担いでついて行ったのだった────




◆6月26日 邂逅編5層◆

お察しの通り大変だったわけで、
極蛮神戦とは比にならないほどのギミックの数に翻弄されてばかりだった。

吹き飛ばれされたらその場で待機しながら対処って言われたのにテンパって戻ろうとするし、
突進の回避のためマーカーまで走ったら勢い余って外周に足を滑らせるし、
今度は回避が遅れてピンボールみたいに吹き飛ばされて外周へ……

度重なるミスに「うわぁやってしまった~~~」と心がボロボロになりながら
開始位置に駆け寄っては解説のログを見直して、少しでも頭に叩き込んでまた挑戦して、またワイプしての繰り返し。
極蛮神は狩れても、やはり自分の技量はまだ高難易度レイドに及ばないのでは……?という弱音が頭の中を巡った。

それでも何度かやっていくうちに、失敗の原因を理解して、ギミックも自然と対処できるようになり、後半フェーズまでスムーズに進むようになると「オォ……ワカル……デキテル……」となんとか自信を取り戻すことに成功した。

最終フェーズでSTの重要な役目が回ってきた時は「うおおお!」と声を上げながら必死でギミックを処理し(必死すぎて位置ずれで玉が受け切れていないことに気付くまでに時間がかかった)、なんとかツインタニアを撃破。
新生極蛮神を経験しているので多少レイドには慣れてきたものの、ツインタニアだけで極蛮神ツアーに並ぶほどヘトヘトになりながら退出した。




ツインタニアを倒した後、このまま侵攻編・真成編も攻略する意思があるかをマスターに聞かれた。
タンクとしてツインタニアを倒せたとはいえ、制限解除しても床を舐めすぎていた地獄のネール戦とあの強大なバハムートを解除なしで挑むとなると────

「すごく、時間がかかりそうですね……」と思わず弱音を吐いてしまった。
実際、この長丁場のコンテンツに挑むとして、自分の技量では足手纏いになって超長期化させてしまうのではないかと不安だった。

「はじめはみんなそう言う」
「またバハに行けるとは」
私の不安とは裏腹に他のメンバーはだいぶノリノリだった。
私より少し先にFF14を始めた若葉がメンバーの大半なのに、あんな大変そうなレイドを経験してなお、また行くことを心待ちにするほどの余裕がある。
なんなんだこのすごい人達は……?恐ろしいFCに来てしまったなと思った。

しかし、敵を知り少しずつギミックをクリアしながら、仲間と息を合わせて己の考えて動いて戦うこの感覚をバハでも味わえたなら、一体どれほど面白いんだろうか。
きっと楽しいからこそ、みんなあんなにノリノリなんだ。ならやってみるしかない。

「やります」と返事をすると「やったー!」と喜ぶ声が返ってきた。
本当に、すごいFCに来てしまったもんだ。





◆7月3・17日 侵攻編4層◆


いよいよここが地獄の一丁目、もとい地獄の侵攻4層である。
序盤・中盤・終盤の履行ごとに異なるギミックに対処しなければいけないのはもちろんのこと、STの私にはヘイト管理という新たな課題が立ち塞がっていた。
暗黒剣をバンバカ使いすぎてヘイト1位になってしまったり、
逆にそれを恐れてスタンスを切ったままにしてリストからみるみる順位が下がってしまったり……
いかに2位を維持しながら立ち回るかが初日の反省点となった。

新生極蛮神でもスイッチやヘイト管理はあったものの、今思えば厳密な管理が必要な程ではなかった。が、そうはネールが卸さない。
一人でも落ちればそのまま連携が崩れてワイプするかもしれないというシビアな状況において、役割を過不足なくこなすことの重要性を身を以って感じたし、もっとタンクが上手くなりたいと思うようになった。

考えすぎだと言われるかもしれない。
たかがゲーム、もっと気楽にやればいいじゃん、と……
しかし私は格好つけたがりの人間なので、「なんとなく殴って床を舐めてを繰り返していたら勝ちました」という勝ち方よりも、きちんと己の考えで動いて、味方に貢献して掴み取る勝ちを求めてしまうのだ。

翌週は14時間放送があったためレイドはお休み。
次のレイドまでの2週間はネール戦の失敗を振り返りながら攻略ノートを作ったり、HUDを調整したり、討滅ルレもなるべくリストや全体のパーティーの動きを意識して戦ったりと、できる限りの対策を立てて臨んだ。
その甲斐もあって前半の運動会のようなギミック処理は安定。
後半はカータライズに間に合わず場外死したり、誤ってサンダーに当たったりと幾度も醜態を晒し悔しい思いをしたが、ヒラLB3のサポートもあり無事ネール戦を戦い抜くことができた。





◆7月24日~8月21日 真成編2層◆

侵攻編辺りから薄々感じていた問題がある。
凪節で人がいない。
もともとFCは小規模なのでフルパが組めず募集をかけていたものの、
こんな時期に「よっしゃふらっとバハでも行くか」なんて人はそもそも稀有だし、
いても若葉の解除募集か青魔チャレンジくらいである。

VCで先輩ヒカセンズにヘルプをお願いし来てもらうも、フルパが集まるまで1時間以上かかる状態。
待ってようやくメンバーが集まっても、攻略が上手くいかず人が抜けてしまったり、一切人が集まらない日もあった。
気が付けば世間はオリンピックムード。ネットニュースやSNSの盛り上がりを見るにFF14にINするプレイヤーも減ることは容易に想像できた。
だがそれがどうした。
我々のオリンピックは今地下6835ヤルムで起こってるんだッ!

マスター「選手が揃わないとどうにもならないんだわ」
私「……そうですね」

それぞれリアルの事情もある中休日に予定を合わせて集まっているため、人が集まらない日は地図を巡ることになった。
先ほどふらっとバハの野良に来る人は稀有だと話したばかりだが、
実はそんな稀有な方が1名おり、しかも侵攻編から毎週ずっとお世話になっていた。
ネール戦も共に乗り越えた、まさしく戦友とも言える人を地図に誘わない訳にはいかない。
頃合いを見てマスターが地図に誘い、フレンド交換もさせてもらった。
「戦いで仲間が増えるとかめちゃくちゃRPGしてんじゃん……」と貴重な経験に感慨深くなった。




そんな感じで粘り強く毎週募集を出して1か月が過ぎた。
えっ、1か月もかかったのか……?と振り返って驚く。
この間に蒼天は終わりを迎え(【プレイ日記】なおも戦禍は絶えず【竜詩戦争戦後編】)
ラールガーズリーチとクガネに渡り(【プレイ日記】されど歩みは止めない【紅蓮入り・暗黒騎士】)
アジムステップをバイクで駆けている頃である。



ようやく久々に募集が埋まったフルパーティ。
今日こそは乗り越えてみせる!と気合十分だった。
しかし真成2層のギミックはタンク二人が息を揃えて動かなければならない。
さらに後半フェーズは他のメンバーの動きも観ながら相方タンクと動きを揃えて回避をしなければならないため、常に緊張の連続だった。

特に一番緊張するのはサブヘッドでのスイッチ。
いつも詠唱が見えた瞬間に「間に合え!」って気持ちで挑発を押していた。
この日はちょうどフジロックの配信をサブモニターで流しており、私は早々にKing Gnuからナンバーガールに切り替えて戦闘BGM代わりにしていた。
再結成のニュースで知ってから聴き始めたサブカルニワカオタクだが、あのめちゃくちゃな熱量に当てられると聴いてるこちらも自然と熱くなってくる。
絶対に相手に合わせてやるという気概で、間に合え!と念じながら挑発し、間に合え!と念じながらデバフが付かないように範囲を回避する。
だんだんと全体の息が揃い、無事にクリアできた時はホッと胸を撫でおろした。






◆8月28日/9月11日 真成編4層◆


いよいよ真成4層まで来た。
いつものようにワイプの後に解説を聞いて、出来なかったところはアドバイスをもらって、繰り返しながらギミックを覚えていく。

この日は絶に行っていたFCメンバーとそのお知り合い、レジェンド称号の野良の方など錚々たるメンバーに恵まれ、後半まで何度も進んで安定していたが、クリアすることができなかった。
時間切れが迫り、仕切り直しでリトライしても勝つことができなかった。
最後の最後にタンクが処理しなければいけないギミックでミスをしてしまうのだ。
穏やかに解散して終わったが、私の心は鉛のように重かった。
翌朝目が覚めても、自分のせいであと一歩で届かなかったことが頭の中を巡って、ただただ悔しい気持ちでいっぱいだった。

翌週はFCのイベントがあったためレイドはお休み。
せめてイベント前にバハをクリアできていればな……と思ったが、そんな悔いも忘れさせてくれるほど盛り上がって楽しかった。
特に対戦型のミニゲームをしていた時は勝負が白熱し、勝てば素直に喜び負ければ悔しがりつつ称賛を送るところはみんな似ていて、似ているもの同士の集まりだからそこレイドも難なくこなせるんだろうなとつくづく思った。




ちょうどこの時期は新生祭もあり、ヨシd……詩人さんに会えたり、新生からこれまでの自分の旅を思い返すストーリーに心打たれた。

第七霊災を引き起こした蛮神バハムート……今倒すべき相手なのに、未だ私は自信を持てないでいた。
メインストーリーは紅蓮の終盤まで進み、4.0の最終決戦も無事クリアしたが、自分の納得のいく勝ち方とはいかず「こんな状態でバハに勝てるのだろうか」とさらに自信を無くしていた。

2週間後、直前まで攻略動画を何度も何度も見直したが、不安が拭えないままの再トライ。
動画の効果もあって前半は安定したものの、その嬉しさからか気持ちがハイになっていた。
履行中落ち着きがなくなってしまい、マスターにたしなめられて我に返るもすでに遅く、その後のメガフレア中に線を回収できず味方を吹き飛ばしてしまいワイプしてしまった。

またやってしまった……。
2週間前の後悔を思い出し、またあんなことを繰り返してしまうのかと自分を責めた。

「今見て気付いた。作戦を変えよう」

メガフレア中に頭割りの位置とタンク(私)の距離が近すぎたせいで回収した線が戻ってしまったことにマスターが気付き、頭割り位置をずらすことで対策した。
さらに線回収後の位置取りもアドバイスをもらい、頭の中で位置取りをイメージしながら再トライした。
作戦は的中し線取りは安定。しかしまたあと僅かのところでワイプした。


「真成4層はタンクゲー」と常々言われていたが、
ここまで突き詰めても全てはタンクの技量と根気次第。
これが大迷宮バハムートなのか……


そしてはじまる20秒カウント。
幾度と繰り返してきたなんら変哲もないカウントだが、
私は「これはきっと最後のカウントだ」と思ったし、「最後のカウントにしなければならない」とパットを握る手に力が籠もった。

淡々と、確実に、一つ一つのギミックを処理する。
DPSのメンバーが強者揃いで雑魚戦があっという間に終わるのがとてもありがたかった。
こちらも全力で自分の役目を果たすことに集中しようと、履行中に気合を入れた。

そして、4度目のアク・モーンが終わる。
線も全て回収し作戦通りの位置取りで散開。
急いで駆け寄った時には残りHPが1%を切っていて、
祈る思いでありったけの攻撃を当てはじめた時、画面が暗転した。




崩れ落ちたバハムートが見えた瞬間はまるで夢のようだった。
パットを傍らに置いて、「ありがとうございました」とチャットを打つ。
そして空いた両手で自分の顔を覆っていた。

その一連の動作があまりにも自然な流れだったことに自分でも驚いたが、涙がなかなか止まらず、ようやく落ち着いて顔を上げると、チャット欄には祝福と労いの言葉が並んでおり、また涙してしまった。
5分近く固まっていたので流石に恥ずかしくなり、なんとか涙を静めて感謝の気持ちを伝えた。




私の冒険はせいぜいメインクエを進めて、ギャザクラして、無人島の実装を待つものと勝手に決めていた。
もちろんそれでも十分楽しめるゲームである。
しかし、信頼できる仲間と手を取り合い、心が砕けそうになりながら乗り越えた先に見た景色は、現実の世界でもなかなか経験することのできない、何物にも代え難い思い出になった。

FF14というゲームを開発してくれたすべてのスタッフさん、始めたいと言った私に色々手引きしてくれた友人や先輩達、一時のお手伝いに協力してくれた方、そしてバハムートの戦いを最後まで支えてくれたFCと戦友のフレンドさん。
その全てに感謝してもしきれない。このゲームに出会えて本当に良かった。

今でも思い出すだけで泣きそうだ。
FF14をはじめて日常に張り合いが出ている一方で、涙腺がどんどん弱くなるのが最近の悩みだ。















「さて……感動のところ申し訳ないが、今日は時間が余ったし次に行くぞ」

新生極蛮神、大迷宮バハムートが終わるとどうなる?
知らないのか?蒼天極コンテンツが始まる。

「バハムートを経験していればだいたいのコンテンツは"バハよりマシ"に見えるぞ」
というのはマスターがよく口にする言葉だけども……
実際この後ビスマルクとラーヴァナとナイツとニーズヘッグ倒しましたけれども……

本当に、すごいFCに来てしまったもんだ。
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